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日本では、お金を不浄のものとみなして、教育の現場で触れずに来たといわれています。


みなさんも、お金に対する様々な知識、自信ありますか?


自己責任が叫ばれる時代、人生の夢をつかみ、生活を守るためのお金の知識は今まで以上に重要です。


それを老若男女のみなさんに学んでいただくための機会を提供するため、金融知力普及協会は活動しています。


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世の中には勉強が大好き!学ぶことが何より楽しい。という方がいらっしゃいます。うらやましい。自分は子供のころから単純作業反復作業が死ぬほど嫌いで、漢字を覚えるのも単語のつづりを覚えるのも大の苦手でした。海外に赴任してくれた父親のおかげで、何とか帰国子女入試という制度で大学に滑り込むことができたと思っています。そんな自分でも、興味を持ったことは自分から学んでました。頼み込んでMSXというパソコンを買ってもらい、図書館でBASICの解説本を借りてきてなんとかプログラムを組んだりしていました。


つまり何が言いたいかというと、人間を勉強「させる」のは難しいけれど、興味を持ったことは楽しく能動的に、勝手に学ぶってことです。金融教育のNPO活動を通じて日々痛感していることです。お金のことを学ぶのは大事ですよ!っていうと皆さん同意してくださいますが、じゃあやりましょっか?っていうと皆いなくなります(笑)


そこで、我々のNPOが若者たちへのお金の教育をどのように仕掛けているのか、ここでご紹介したいと思います。


一つはエコノミクス甲子園「全国高校生金融経済クイズ選手権」です。

全国のほとんどの都道府県で、地方銀行さんをはじめとする金融機関に地方大会を開催していただき、それぞれの勝者が東京で行われる全国大会に参加します。つい先日、第17回大会が開催され北海道の高校生が優勝しました。優勝賞品はニューヨーク、ウォールストリートの研修旅行です。高校生の参加費はもちろん無料。応募した高校生には、山ほどテキストをお送りします。これらの教材は銀行・証券・保険の業界団体や政府日銀など様々な団体が発行しているものです。普通に配ってもさらっと目を通すことも少ないと思うんですが、この中からクイズが出ますよ、優勝すると東京にただで行けて、全国優勝するとNYにも行けますよ!となるとみな真剣に教材を読み込むんですね。


ちょっと雰囲気を動画でご覧ください

https://youtu.be/nhB1VeiTe1M



もう一つはリアビズ「高校生模擬起業グランプリ」

オリジナルな商品をネットショップで販売するビジネスプランを募集。優秀なものに30万円を貸与し、本当にネットショップを運営。最後にBS,PLまで作成させ、どのチームの学びが一番だったかを競います。これは起業を促進しよう!というだけのものではなくて、実際にビジネスを行うことで自分の適性やお金を稼ぐということについて深く考えることを重んじています。実際に参加してくれた高校生が「早く大人になって仕事がしたいと思いました」と言ってくれたことがとてもうれしかったです。


こちらも成果発表会の様子を動画でご覧ください→https://www.youtube.com/live/DkcGc2-VRck?feature=share


これから世の中にはばたく寸前の高校生のうちに、お金のこと、世の中のことについて学ぶことは非常に大事です。基本的な知識が身についていれば、現在大学にもはびこっている詐欺に騙されずに済みます。それでもただ勉強しましょう!って言っても始まらないので、楽しく学ぶ仕掛けを作っています。ぜひ皆さんのお子さんや親戚の高校生にお勧めください(笑)


著:鈴木 達郎


講師略歴

鈴木  達郎(すずき  たつろう)


プロフィール

1975年  兵庫県生まれ  いて座  A型

1997年  上智大学比較文化学部卒。

外資系経営コンサルティング会社、ネット広告代理店などを経て、

2005年  金融知力普及協会へ参画。

2007年4月より同協会事務局長。

全国40以上の地方銀行が実施する「全国高校生金融経済クイズ選手権エコノミクス甲子園」やハートフォード生命保険とのコラボレーションで作成した「二つのお財布で考えるセカンドライフのお金ワークブック」、カードゲームで経済を学ぶ「経済TCGエコノミカ」など企画・実現。

沖縄県金融人材育成事業にて中高生向けの金融経済教育の授業を企画・実施。

2010年  野中ともよ(ジャーナリスト)との共著で「8歳からのお給料袋」執筆・出版。

2016年  絵本「おかねなんていらな~い?」をポプラ社より出版。


特定非営利活動法人  金融知力普及協会 理事 事務局長

NPO法人金融知力インストラクター。