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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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先日インドのビジネスマンと雑談しました。

「小学1年から授業はすべて英語。コンピュータも

小1から教える。高1でSEとして勤務できるレベル

くらいになる。」そうです。

日本も完コピしたらいいのに。

 


1、2023年の物価予想

電気・ガス・ガソリン・食料品など値上げが相次ぎ、

ビジネスにも家計にも厳しい状況が続いています。

そこで、私見ですが物価の2023年予想をして

みようと思います。

結論は「そんなに心配しなくてもよいのでは」です。

 

 

2、OECDの予想は2%

 

経済協力開発機構(OECD)が昨年11月に

発表した経済見通し、日本の消費者物価指数の

上昇率を2%と予測しています。

 

2022年10月時点で日本の消費者物価指数

は3.7%。12月で4%と言われてます。

ここであれ?と思うわけです。こんな水準で年平均が

2%ということは年の後半には0%程度まで低下し

ないと実現しないはず。

 

 

3、金利上昇・資源価格・為替レート

 

なぜそんなことが起きるのか、というとOECDの経済

見通しで今年の成長率はアメリカもEUも0.5%

だからです。

インフレ抑制のために大きく金利を引き上げているから

ですね。つまり世界景気は減速局面である、ということ

です。

 

また国際商品の取引マーケットでは資源価格のピーク

が過ぎ始めているようです。

原油価格はウクライナ侵攻前が80ドル、侵攻後は

120ドル、昨年12月には70ドル台まで下落して

います。

 

さらに為替レートは昨年10月に1ドル150円まで

進みましたが、いまは130円台に戻ってきています。

 

輸入価格が国内物価に反映するまではタイムラグが

半年、と言われています。ゆえに、日本国内の物価

上昇もそんなに続かない、のではないか。以上が私の

2023年見通しです。

(ハズレたらゴメンなさい!)

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp