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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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この原稿を書いている9月1日は

防災の日でした。

日本はなぜか、力不足の総理の時に

大震災が襲います。

阪神大震災も東日本震災もそうでした。

ひょっとしたら、首都直下型地震が

来るのではないか?と

テレビでいまの総理大臣を見るたびに

不安がよぎります。

 

 

防災の日にこれまでのコロナ対応を

ざっと振り返ってみることにしました。

 

●政治編

みんなで決めれば怖くない

・スピード感不足

・ターゲットがあいまい

・優先順位が不明

・リソースの逐次投入

・リーダーシップ不在

・責任は取りたくない

・肝がすわってない

 

●行政編  

・ゆるみ・たるみ劣化、みんな激しい

・あいも変わらぬ紙だらけの手続き

・辞表を懐に仕事をする人は皆無

・給与がけっこう高いのでリスクは

負いたくない

 

日本の政治と行政のレベルがどういうものか

嫌と言うほど見せつけられました。

 

救われたのは民間の機動力ですね。

職場接種のすばやい対応は見事でした。

昨年はあれで一気に接種が進みましたから。


ワクチン接種の新規申し込みを

ストップさせた行政との比較が際立ちました。

 

これはビジネスでも同じかもしれません。

私たちも同じことをやっているかも?です。

反面教師とは、よく言ったものです。

 

(了)




石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp