出 身：千葉県
何年生まれ：1989年
学 歴： 青山学院大学
趣 味：サッカー 中村俊介
経 歴：青山学院大学卒業後、J3のSC相模原で3年間プレーをし、26才で海外へ。アルブレックスシンガポールという、社長が日本人のチームからお声がけいただき1年間プレー。その後マレーシアのチームでハーフシーズンプレーした後、タイでいくつかのチームでプレーしました。サッカーで旅をしていた形でしたが、コロナ禍のロックダウン直前に神奈川のチームJリーグを目指すチームに所属。契約終了後に引退を考えたのですが、2020年に渋谷のJリーグを目指すチームでお声がけいただいたので、サッカーをしながら、美容系の会社でサラリーマンを1年経験しました。チームを複数経験した中でしっくりくるチームが無く、「自分の理想のサッカーチームを作りたい」と考えてサッカーチームのオーナーになりました。
どんなお仕事をしていますか？教えてください
世田谷区で「SETAGAYA UNITED」というサッカーチームのオーナーをしています。
この仕事を始めたきっかけはなんですか？
海外も含めてチームを複数経験した中で、自分にしっくりくるチームが無かったこと、サッカーが好きという気持ちが強いことがきっかけです。どんなチームでも「上のリーグに」という経営方針が強かったり、オーナーが変わったことでチームのカラーが変わったりしてモヤモヤとした気持ちを感じました。2022年にサッカーを引退したタイミングで、「自分の理想のチームがないならば、作ればいい」と考えてサッカーチームを作りました。
世田谷にチームを作ったのは、18歳から住んでいる世田谷区が大好きだからです。世田谷区内は二子玉川、三軒茶屋、下北沢など、場所によって違う側面がありおもしろいなと感じています。また、世田谷区民が世田谷区という地域を誇りに思い地域愛が強いことを感じます。私自身、地域をスポーツで盛り上げたいという気持ちを持ちながら、「かっこいい場所にかっこいいチームを作りたい」と感じているため、世田谷と自分の理想のチームの相性が良いと考えました。
お仕事をする上で大事にしていることを教えてください。(理念など)
「本気でサッカーが上手くなりたい」、「自分の理想のサッカーを持っている」そんな選手を大切にしたいと考えています。意外とこのように考えているチームは少ないのですが、私は、サッカーはやっぱりかっこいいものだと思っていますし、子どもに夢を与え、憧れられる対象であってほしいとも思っています。まだカテゴリーとしては一番下のチームなのですが、それでも素敵な選手が集まってくれるのは、私の理想と同じように考えている選手が多いからだと思います。
関係者はどんな方が多いですか？
スポンサーやファンの方は、Jリーグのチームではないけれど、0から1を作り出すストーリーを楽しんでくれているのではと感じています。クラウドファンディングで集まったスポンサーや、最近入ってくれたスタッフも「自分ごと」と捉えていると思います。SNSでは尖っている印象を抱かれがちなのですが、関わってみると「アットホームだった」と言われることが多いので、アットホームな印象は大切にしたいです。
お仕事を通じて、今後どんなことをしていきたいですか？
ないものだけではなく、あるものに目を向けて、理想を追求し続けたいと考えています。また、スポンサー同士が繋がる機会を作ることができたらと考えています。SETAGAYA UNITEDそのものが、企業や人のコミュニティとなれば嬉しいです。私個人としては、理想のサッカーを追い求めた先に、お客様でいっぱいになったスタジアムが見たいです。
その他伝えたいことがあればどうぞ
ぜひ試合会場、イベント会場に一度足を運んでいただき、感覚で感じてほしいです。
また、先日はうれしい出来事がありました！創設2年目の2023シーズン、東京都4部リーグで7戦全勝60得点1失点得失点＋59で初優勝を飾ることができました！以下リンクをご覧ください
”速報”『SETAGAYA UNITED』が7戦全勝で初優勝！！|世田谷区の一般投稿|世田谷区民ニュース (kumin.news)
インタビュー後記
世田谷を拠点とする新しいサッカーチームです。早速試合の見学に行きましたが、コンセプトは『世田谷というかっこいい場所に、かっこいいサッカーチームを作りたい』というように、めちゃめちゃかっこよかった。そして強い。リーグに入りたてということもあり、一番下部のリーグからのスタートですが、試合のレベルは本当に4部？という試合だったし、お客さまの入りも多くてびっくりしました。今シーズンは優勝したので、今後もめちゃくちゃ楽しみです！せっかくなので、地元の企業さんや、サッカー好きの事業者やコアファンの方々で盛り上げていきたいですね！インタビュアーも声をかけていきますよ！次のイベントも参加させていただきます！
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