まちの仕事人インタビュー
一人一人が主役になれる、みんなでつくるまちを
NPO法人neomura 新井 佑 (あらい たすく) さん インタビュー

出  身:世田谷区用賀

趣  味:野球観戦(大谷選手の大ファン!)

経  歴:大学生時代に学生主体で主催する地域の夏祭り『用賀サマーフェスティバル』を新たに立ち上げ約1万5000人を動員。リクルート、ADKを経て独立・起業。現在株式会社mokumoku 代表取締役CEO、NPO法人neomura代表理事、一般社団法人日本シュール協会会長を務める。2022年4月から、武蔵野美術大学大学院 造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコース(修士課程)に在学中。美が人間性を再生させる研究をしている。その他地域委員会活動として、世田谷区子ども・青少年協議会専門委員、用賀小学校学校運営委員、希望ヶ丘青少年交流センター運営委員等、子ども・若者の地域における居場所づくりの在り方や行政の新たな事業モデルを企画し、政策提言している。

どんなお仕事ですか?

neomuraが中心となって運営する「チーム用賀」として、月1のゴミ拾いや世田谷区との協働事業であるコミュニティー農園「タマリバタケ」の運営、用賀のなかまたちと学ぶ「ようがっこう」の立ち上げ、企画・運営、ようがみらいかいぎの開催(商店街への運営協力)、夏、冬のお祭りの主催や運営協力(用賀サマーフェスティバル、サマーステージ、X'mas Market)といった活動をしています。 

この仕事を始めたきっかけは何ですか?

大学生の時に、小中学校の同級生に触発されて「なにかやりたい!」と思いました。ふと「用賀でサマソニ(サマーソニック・毎年幕張で開催される国内最大級の音楽フェス)をやろう!」と閃き、早速企画。1万5000人を動員しました。大学卒業後は就職しますが、やはり自分でなにかを作り出したいという想いは変わらず、独立・起業し今に至ります。

お仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

一人一人が主役になるまちづくり。これからの「チーム用賀」が目指すものです。私達は集まった一人一人が常に”主体、主役”になれることを大切にしていて、人の繋がりが縦じゃなくて、横、もしくは丸なんです。上下関係のないコミュニティ作りが、仲間が増え続ける理由なのだと思っています!

どんなお客様や相談が多いですか?

地域を盛り上げるための様々なアイディアが集まっています。例えば、駅に誰でも弾けるピアノが欲しい、道にベンチやテーブルを増やしたい、フードバンクを作りたい等々…。みんなで用賀の暮らしを手作りしていけたらと思います。

今後、お仕事を通じてどんな事をしていきたいですか

私達がこれから目指すのは、一人一人が主役になれる、みんなで作るおもしろいまちです。地域の関係性を育むべく、今日も"おもしろファースト"で用賀を盛り上げます!また地域の課題や社会の課題をクリエイティブのチカラで解決し、人間らしく自由な社会の実現を目指していきます。一見効率の悪い「無駄なこと」「意味のないこと」こそ人間らしさだなと思っていて、この仕事を通してそうした人間らしさをデザインしたいですね。




”用賀サマーフェスティバル2023”

Home | 第16回用賀サマーフェスティバル (youga-festival.com)

インタビュー後記

某世田谷区議からご紹介をいただきました。『用賀の仲間たちは、人の繋がりが縦じゃなくて、横、もしくは丸なんです。そんな、上下関係のないコミュニティ作りが、チーム用賀の仲間が日々増え続ける理由なんじゃないかなぁ?』と言っている新井さんですが、SNSのアカウント名がなぜか『超谷佑』????を投げたところ、大谷翔平を超える!という意味合いで付けてるそうですw。聞けば聞くほど何をやっている人なのかわからなくなってきましたが、まあとにかくこの方も『動詞』を大切に生きている方だということがわかりました。区民が、街のみんなが参加して実践できることを開催していく様な仕組みを作りたいという想いで活動をされています。話をしていると、私も何か一緒に動きのあることをお手伝いしたくなりました。今後の用賀エリアもめちゃくちゃ注目ですよ!

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*ご相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。