介護福祉特化の体験型シェアリングエコノミー「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは10月19日、お手伝いに来て欲しいスケッターに介護福祉事業所が直接オファーを出せる「ご指名助っ人」機能をリリースしました。


スケッターとは?

介護福祉領域に関わる人(関係人口)を増やすことを目的に、2019年にリリースされたWebサービスで、現場未経験者や資格のない方でも、自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが特徴の体験型シェアリングエコノミーです。

登録者の6割以上がこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、外からの参加者を増やし続けています。20〜30代の登録者が多く、「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」関心層を惹きつけており、異業種からの転職も数多く誕生しています。



「ご指名助っ人」機能について

スケッターでは、楽曲演奏・踊りなどのレクリエーションスキルのほか、「ライティング」「デザイン」「接客」「イラスト作成」「工作」「WEBサイト作成」「資料作成」「体操」など様々なスキルを持った登録者がいます。

今回のリリースした「ご指名助っ人」機能では、その様々なバックグランドやスキルを持つスケッターの中から「この人に来て欲しい」というお手伝いの依頼を直接本人に送ることができます。


 


互助インフラをスケッターで創る

スケッターとは、介護福祉領域の困りごと、社会課題に対して「自分のできること」で少しだけ「お手伝い」をする人のことを指します。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、スケッターで新しい福祉インフラを作っていくというビジョンがあります。

社会保障には、自助・互助・共助・公助という4つの要素がありますが、スケッターは昔と比べて脆弱となった「互助」(助け合い)にフォーカスしています。


インターネット、SNSの普及により昔よりも「つながり」を作りやすくなりましたが、一方で「助け合い」という暖かさを持った「つながり」が希薄化しているのが現代です。

福祉領域の担い手がなかなか確保できない時代に、この「つながり」の価値は今見直されています。

「醤油が切れた時に、お隣さんに借りに行く」――。昔当たり前にあった互助の文化をアップデートさせて、令和時代の福祉インフラを皆さんと共に創っていきたいと思っています。



著:株式会社プラスロボ  代表取締役 鈴木亮平

スケッターHP  https://www.sketter.jp/

プラスロボHP  https://www.plusrobo.co.jp/

つなぐらむHP https://www.ttgram.jp