今朝は、知人に紹介いただき、#豊島区民センター で #議員向けセミナー に参加しました。
#廣瀬行政研究所 主催
大山典宏先生の
「社会保障の基礎と実践ーゲームで理解する制度の仕組み」

主に高校生向けのゲームで、
「架空のキャラクターに起きるピンチの事例を通して、支援制度があること、どんな支援があるのか、を知る、また、どんな支援が必要なのかを皆で考える」という「社会保障ゲーム」を体験させていただきました。
今回は、「高校生の女の子が主人公で、ひとり親のお母さんが精神疾患にかかった」という設定を皆で選んで、どんな困難が起こるかー経済的困窮、ファミレスのバイトを増やさざるを得なくなり、学校に行けなくなる、看護師になる夢を諦める、友だちと疎遠になる、彼氏ともうまく行かなくなる、家賃が払えない、病気が進行した結果の虐待、「稼げるバイト」に手を出す、、、
その状況に対して、どんな支援制度があるかを見つけ出す。
そんな実践的なゲームで、参加者の様々な視点がとても勉強になりました。

私も、相談事業をしていることから、日々、様々な相談を受けますが、
福祉制度はたくさんあって、複雑で、正直難しいです。
議員だから、「そういう制度がある」ことは何となくわかっていて、行政や専門職に相談して必要な支援につなげていますが、
一般市民、とくに若者は、SOSを出す方法が分からない、SOSを出して(頼って)良いんだ、ということすら分からない場合が多いのではないかと思います。

支援制度を使う権利があるんだ、闇バイトに巻き込まれる前に支援制度を使うべきなんだということを、このゲームを通して知ることができた、そんな感想が、若者たちから聴かれるようです。

#主権者教育 にもつながる、という意見も出ました。

また、このゲームの素晴らしいところは、
「こんな制度があったら良いな」を考えさせる働きかけがあること。私はその場でなかなか頭が働かなかったのですが、
子どもたちは柔軟に色んなアイディアを出せるようです。
(ピンチになっても彼氏と別れずに済む支援がないかetc)
それこそが、今後の制度構築に必要な視点だと思います。

この #社会保障ゲーム は、
NPO法人  #SOCIALCHANGEAGENCY の横山北斗さんが開発されたもので、昨年より、あちこちの学校などで実践を重ねておられるそうです。
これが広がって行くと良いね、と、参加者で色んなアイディアを出し合いました。
専門家の先生と議員たちで、こんな風に共有できる場は貴重だな、と思いました✨

https://social-change-agency.com/social-security-education-test-version

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5 いいね! ('25/07/30 22:01 時点)