まちの仕事人インタビュー
みみ・はな・のどのお悩みご相談ください
よし耳鼻咽喉科 院長 山中 弘明 () さん インタビュー

略歴

・東京医科大学医学部  卒業

・東京医科大学八王子医療センター  初期研修修了

・日本大学板橋病院(副鼻腔外来、顔面神経外来、耳管外来、腫瘍外来)  勤務

・日本大学病院  勤務

・都立広尾病院  勤務

・よし耳鼻咽喉科  承継

資格

・日本耳鼻咽喉科学会専門医

・身体障害者福祉法  第15条 指定医

・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 補聴器相談医

医師を目指されたきっかけを教えてください 

幼稚園からキリスト教の学校に通っていたのですが、他社貢献を大切にする校風が深く根付いており、人の為に尽くすという医師の仕事に対しても興味を持つ友人が多くいたことも影響しているかと思います。 

家庭環境としても、父親が開業医をしており、医師という仕事が身近な存在であることに加え、4歳上の姉も医師への道へ進んだことから、中学生の頃には具体的に医師への道を目指し始めたことを覚えています。私自身、幼少期から身体が強い方ではなく、入院や検査を繰り返した経験もあるので、医療に対する想いは人一倍強かったと感じています


耳鼻咽喉科を目指されたのはなぜですか? 

大学を卒業後、小児科、産婦人科、耳鼻科と3つの診療科で悩みました。子供が大好きであったことから、子供の治療に専念したいという想いが強かったのですが、想いが強い故に子供の大事に関わることで辛い目に合うことも少なくありませんでした。ライフワークとして関わり続けるには、割り切れる性分でも無かったので、最終的にはその道を選択することはありませんでした。産婦人科に関しては、唯一『命が産まれる』科であったため、深く興味がありましたが、五感のうち三つの感覚(嗅覚、味覚、聴覚)に携わり、人々のQOLに対して大きく貢献出来る耳鼻科に対して想いが強くなり、最終的に耳鼻科を選択しました。 


コロナ禍での院長就任で大変なことはありましたか? 

2001年に父が開業した当院ですが、2020年5月より承継しました。ちょうど、新型コロナウイルス拡大に伴う緊急事態宣言直後であり、慣れないクリニック運営に加えて、かつてない感染症への脅威に対するスタッフへのマネジメント等、非常に苦労しました。しかし、院長就任直後にそのような苦難に直面し、一緒に乗り越えたからこそクリニック内で互いの信頼関係も強固になれたのではないかと考えています

クリニックの特徴はありますか? 

幸いなことに大学の医局では、何か一つの分野に特化するのではなくオールマイティに診療することを軸とする方針であったため、耳・鼻・喉といずれの疾患に対しても診断力は高いと自負しております。 

また、カルテの入力担当を付けることにより、診療時に患者さんの目を見ながら、しっかりと対話することを意識しております。病気の説明に対しても、原因や治療期間、薬剤の特性や副作用についても丁寧な説明を心がけて診療に臨んでます。初診の方には、自身の名前をしっかりと名乗ったりと、医師と患者としての関係の前に人と人としての当たり前のことを当たり前に徹底することを特に大切にしています。 


クリニックの理念・信念などはありますか? 

三方良しを意識しています。スタッフ、患者さん、地域の方々にとってメリットをもたらせるクリニックの環境づくりに力をいれてます。地域に対しては、地域医療連携を心がけており、最近では歯科医院との連携も行っております。耳鼻科領域は、歯科の領域ともオーバーラップする部分もあります。歯科領域に対して、顔見知りの信頼できる先生を紹介できることは、患者さんにとってもメリットであると感じます。 



今後、力を注ぎたい分野などはありますか? 

地域のインフラとして、通院される患者さんにより便利で心地よい空間を作れるようにしていきたいと思います。今後クリニックの改築を予定しており、その点を特に意識しています。 

スタッフの働き方やキャリアアップの仕組みづくりにも力を入れたいと考えています。在宅ワーク、院内外で講習会・勉強会への参加、外部へのコンサル業務等を行える環境を作っていきたいです。 

地域に対しては、医科歯科含めて連携し、健康をサポートする体制を整えたいです。また地域の方にとって利便性の上がるサービスを共有、案内できるようなスペースを院内で作れればと思います。 


最後に一言お願いします 

首から上の目と脳以外は耳鼻咽喉科の専門領域です。普段の風邪とは異なり、扁桃炎等で喉が痛いときや、味覚や嗅覚が聴覚おかしい、めまいで辛いときにお力になれます!お困りの際は、当院にお越しください。 




インタビュー後記

体調が悪く、不安を抱えながらクリニックへ向かう方も多いかと思います。山中先生は、診察室に入った瞬間にその『不安』を取り除いてくれるはずです。患者さんの目をみて、真剣に話を聴きながら疾患に対してわかりやすく説明してくれる。文字にすると当たり前のことですが、実際に山中先生にお会いすると、すぐにその素晴らしさに気付くはずです。

首から上の『目』と『脳』以外は山中先生の専門領域です。小さな悩みでも、その不安を解消してくれる先生ですので、症状が悪化する前にクリニックを訪ねられてはいかがでしょうか?

お問い合わせ

よし耳鼻咽喉科


〒136-0072

東京都江東区大島9-3-16東大島メトロプラザ1F


HP:【江東区 東大島駅1分】よし耳鼻咽喉科(耳鼻科)・小児耳鼻科・アレルギー科 (yoshijibika.com)

*ご相談の際、『江東区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。