まちの仕事人インタビュー
驚きと感動を届ける海鮮丼
株式会社ササフネ 代表取締役 亀山 政典 (かめやま まさのり) さん インタビュー

株式会社ササフネを経営している亀山政典さん。東京都葛飾区を拠点に、海鮮丼のテイクアウトブランド「丼丸」を中心に全国展開を進めている。アパレル業界から転身し、約18年前に同社へ入社。現場経験を重ねながら経営に携わり、6年前に代表取締役に就任した。現在も自ら店舗に立ち続ける現場主義を貫きながら、全国約300店舗のネットワークを支えている。

今の仕事を始めたきっかけを教えてください。

この仕事を始めたきっかけは、当時見かけた新規オープンの店舗にありました。会長が手がけていた業態だったのですが、まず価格に驚いたんです。「この値段で本当にできるのか」と感じたのが最初でした。同時に、これからの時代にはこうした手軽で価値ある商品が求められていくと直感しました。実際にニーズの広がりも感じられ、このビジネスには大きな可能性があると考え、参画することを決めました。



会社設立までの経緯を教えてください。

もともとはアパレル業界で流通に携わっており、全国を飛び回りながら出店や仕入れの仕事をしていました。企業は成長していくことで面白さが増すと感じていた中で、会長と出会い、この事業に関わることになりました。入社後は店舗運営の現場に立ち、店長として経験を積みながら経営に関わるようになりました。そうした積み重ねの中で会社全体を見る立場となり、現在に至っています。

会社の特徴を教えてください。

当社の最大の特徴は、約600円前後という低価格で海鮮丼を提供している点です。価格以上の価値を感じていただける商品づくりを大切にし、地域のお客様に喜んでいただくことを軸にしています。また、フランチャイズ展開においては大きな自由度がある点も特徴です。価格設定や仕入れ先、メニュー構成まで各オーナーに任せており、地域に合った店舗づくりが可能です。現在は全国に約300店舗まで広がり、多くの方に支持されています。

お客様の「ありがとう」という言葉が一番のやりがい


お仕事で大切にしていることを教えてください。

一番大切にしているのは、お客様の目線に立つことです。地域密着の商売だからこそ、お客様にそっぽを向かれてしまえば成り立ちません。だからこそ「驚き」と「感動」を感じていただける商品を提供することを意識しています。例えば、800円相当の価値を500円で提供するような感覚です。結果としてリピーターの方が非常に多く、数字としてもお客様の支持が表れていると感じています。

この仕事のどんなところが好きですか?

やはりお客様の「ありがとう」という言葉が一番のやりがいです。実際に店舗に立っていると、お客様の表情や反応を直接感じることができます。特に物価が上がっている今の時代において、「助かるよ」と言っていただける瞬間は本当に嬉しいですね。そうした声をいただくたびに、この仕事をやっていてよかったと感じますし、また次も喜んでいただこうという気持ちになります。

今後やりたいこと等、展望を教えてください。

今後は国内で500店舗規模まで広げていきたいと考えています。また、日本だけでなく海外展開にも可能性を感じています。海鮮丼という文化は世界でも受け入れられる余地があると思っていますので、志を共有できる方と一緒に広げていければ嬉しいですね。さらに、海鮮丼にとどまらず、新たな切り口の商品や業態も視野に入れながら、時代に合わせて進化していきたいと考えています。

成功哲学を教えてください。

私が大切にしているのは「時は金なり」という考え方です。誰にでも平等に与えられている時間を、いかに有効に使うかが重要だと思っています。一日一日を無駄にせず、積み重ねていくことが結果につながります。また、商売においては綺麗ごとだけでなく、数字をしっかり見ることも大切です。お客様に支持されているかどうかは数字に表れますので、それを見ながら改善を続けることが重要だと考えています。

インタビュー後記

終始エネルギッシュにお話しされる亀山さんの姿がとても印象的でした。特に心に残ったのは、「現場にすべての答えがある」という言葉です。現在も日々店舗に立ち続けていらっしゃるからこそ、お客様の声を肌で感じ、それを経営に活かしておられるのだと感じました。その姿勢が、全国300店舗という広がりを支えているのだと思います。価格以上の価値で人を喜ばせる――そのシンプルで力強い信念に、多くの方が惹きつけられている理由がよく伝わってきました。

お問い合わせ

株式会社ササフネ

東京都葛飾区四ツ木1-31-2

公式サイト:https://sasafune.co.jp/

*お問い合わせの際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。