クラウドファンディング実行中の鈴木亮平です。
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私が人生で初めて出資を受けるきっかけとなった弊社の「スケッター」というサービスについて少しお話します。
スケッターとは
スケッターは簡単に説明すると、介護施設のスポット業務と隙間ワーカーをマッチングするサービスです。最大のポイントは「介護をしない」ということです。
具体的には三大介助と呼ばれる食事介助、排泄介助、入浴介助を依頼できない仕組みになっています。介護施設の中には、介助以外の仕事もたくさんあります。しかし、介護職員が「なんでも自分たちでやる」が業界の当たり前となっていました。
スケッターでは、介助業務以外であれば、なんでも募集できます。例えば、「囲碁将棋の相手」「お話し相手」「髪をドライヤーで乾かすスケッター」「レクをやるスケッター」などが実際にマッチングしています。また、施設で行う季節行事、イベントの手伝い、盛り上げ役としてもスケッターが活躍しています。
重要なポイント
ここでこのサービスの重要なポイントを説明させてください。
スケッター活用による業務負担軽減もメリットですが、最大のサービス価値はこの世界に関心がある人(関心層、潜在的労働者層)たちとの「出会い」の提供です。
スケッターの登録者1500人の半数は異業種です。20代の会社員が一番多く、介護、福祉の世界に関心のある若者がスケッターを通じて業界に関わりを持つようになりました。
福祉の世界に関心はあるけど、いきなり転職、就職、面接はハードルが高すぎて、結果としてアクションの起こしようがなかったという人がたくさんいたのです。
「関心層」にとって、スケッターは介護福祉への入り口となりました。ゼロかイチではなく、グラデーションの関わりを実現するのが、まさにスケッターです。
スケッターとして関わるうちに、「この施設いいな」「この世界でやってみたいかも」というスケッターがどんどん介護施設に転職しています
スケッターを通じて、この世界に関わる人が増えていくこと。サービスの狙い、価値はここにあります。
介護業界は人材確保に苦労していますが、「介護施設で働きたい若者がたくさんいる」という事実を、今後も伝えていきたいと思います。