京都西北に位置する嵯峨は、古くより風光明媚な王朝貴族遊覧の地として愛されてきた。
平安時代初期、嵯峨天皇(786~842)はこの地に離宮・嵯峨院を造営し、空海(774~835)の勧めで持仏堂に五大明王像(現存せず)を安置し

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