・出身地:兵庫県尼崎市
・出身校(最終学歴):カリフォルニア州立大学 ロングビーチ校
・生年月:1972年7月19日
・趣味:ゴルフ・旅行
・職歴:現職

・今のお仕事を選んだ理由はなんですか?
妻と結婚するためです。
この会社は、妻のご両親が立ち上げた会社です。私は大学を卒業後、この会社で2年間修行をした末に、結婚を認めてもらいました。
結婚後は、営業部長を経て、先代社長の体調が悪くなったタイミングで社長を引き継ぎました。
大学では工業デザインを専攻し、主に車のデザインを学んでいたため、事務機器については土台となる知識が何もない状態からのスタートでした。そこから一から勉強し、経験を積み、周囲から認めてもらえるよう努力を重ねてきました。
・お仕事で大切にしている事はありますか?
「スピード・提案力・地域貢献」の3つです。
私たちが大手企業に負けない強みは、大手とは違い、少人数でコンパクトに仕事を回せるからこその「スピード」だと考えています。
弊社は地域密着の事業スタイルをとっているため、お客様も経営者の方が多く、社長同士で直接お話しする機会も少なくありません。そのため、仕事のスピードが、お客様の満足度や信頼に直結すると考えています。
「提案力」についても、地域密着だからこその強みがあります。
長年かけて築いてきた地域のお客様との信頼関係があるからこそ、お客様の仕事内容や会社の状況、事務所の構造など、さまざまな情報を包み隠さず共有していただけます。
その情報をしっかりと理解した上で、お客様にとって本当に必要なものは何かを考え、最適な提案をすることを心掛けています。
そして、弊社が目指しているのが、**江戸川区における「ローカルゼブラ企業」**です。
そのためにも、地域の皆様から信頼していただける存在になることを大切にしています。地域のさまざまな集まりや組織で役員を務めたり、地域の企業様とタッグを組んで、どんな相談にも対応できる体制をつくったりしています。
こうした活動を続けることで、地域の中に強い信頼関係とコミュニティが生まれ、それが私たちの大きな強みになっています。

・お仕事の中で記憶に残る出来事はありますか?
この会社に入社して最初の2年間、修行をしていた時の「初めて事務機器を受注した出来事」です。
先代の社長はとても厳しい人でした。入社してから既存のお客様の担当を持たせてもらえず、新規のお客様への飛び込み営業を、1日100件を目標に行っていました。
飛び込んだ証として、名刺を100枚いただくことを目標にしていました。名刺をいただけない場合は、会社のゴム印をノートに押してもらうなど、とにかく活動量を落とさず、毎日動き回っていました。
しかし、飛び込み営業はできても、なかなか商品を買っていただくことができませんでした。
入社して5カ月が経過した12月頃には、「自分は営業に向いていないのではないか」と悩むようになりました。
そして、**「12月末までに1台も売れなかったら、結婚も諦めて地元に帰ろう」**と決意しました。
飛び込みで訪問できる会社もほとんどなくなり、最後の足掻きで、以前私が渡した名刺を目の前で破った社長のところへ、悔しさを胸にもう一度訪問しました。
しかし、案の定、また目の前で名刺を破られてしまいました。
私は仕方なく会社へ戻りました。
ところが、その後、なんと先ほど名刺を破った社長が、破った私の名刺をテープで修復して、会社まで訪ねてきてくださったのです。
そして、
「お前みたいな根性のある営業マンは初めて会った。こういう人間こそ信頼できる。君を信用して、すべて任せる」
と言ってくださり、その社長が使用していた事務機器を、すべて弊社に切り替えてくださいました。
その時は、思わず涙を流してしまうほど嬉しかったです。
今でも私の人生の中で忘れられない出来事で、講演会などでもよくお話ししています。
その後、その社長とは家族ぐるみのお付き合いになり、私の結婚式にも出席していただくなど、長く親しくお付き合いをさせていただきました。
現在、弊社では社員に飛び込み営業をさせてはいませんが、この経験が、私自身の営業スタイルや仕事との向き合い方を確立する大きなきっかけになりました。

・ここ最近新たに取り組んでいる事はありますか?
現在力を入れているのが、**オフィスに関することなら何でも相談に乗り、解決までお手伝いする「オフィスに特化したBtoBのオフィスリフォーム事業」**です。
弊社は自社で施工部隊を持っているわけではありません。その代わり、江戸川区のさまざまな企業と、それぞれの得意分野を生かしてタッグを組み、オフィスに関するさまざまな問題を解決しています。
リフォームをして終わりではなく、完了後の伴走支援や補助金の申請サポートまで行っています。
「オフィスのことなら何でも相談できる会社」を目指しており、こうした総合的な支援が弊社ならではの強みだと考えています。
また、一緒に仕事をする地域の企業にも新たな仕事が生まれるため、地域の企業同士が支え合いながら成長していくことにもつながります。
これも、私が大切にしている「地域貢献」の一つです。

・地域での活動をされていますか?
江戸川区のさまざまな団体に所属し、地域貢献やボランティア活動にも取り組んでいます。
また、弊社の従業員には、できる限り江戸川区に住んでもらい、**「江戸川区で働き、江戸川区で暮らし、江戸川区で経済を回す」**ことにも貢献したいと考えています。
そのため、江戸川区への引っ越しをサポートしたり、「近距離手当」を支給したりするなど、江戸川区に住むメリットをつくっています。
さらに、禁煙手当や、年齢に関係なく健康診断と人間ドックを年2回無料で受けられる制度など、社員の健康を意識した独自の取り組みも行っています。
また、江戸川区の小中学校における「GIGAスクール構想」でも、地域企業としてサポートさせていただきました。
コロナ禍の2020年、学級閉鎖などによって十分な授業を受けられない子どもたちがいる中、江戸川区からGIGAスクール構想について相談をいただきました。
2020年10月に相談を受け、2021年3月には約5万台超のiPadを提供することができました。
この取り組みでは、弊社自身も大きなリスクを背負うことになりましたが、最終的には江戸川区の子どもたちのために力になることができました。
そして、この出来事をきっかけに、江戸川区とのつながりもさらに深くなりました。

・今のお仕事は好きですか?やりがいは何ですか?
もちろん、この仕事が大好きです。
お客様のお困りごとを解決し、「ありがとう」と言っていただけることに、大きなやりがいを感じています。
お客様が直接感謝の言葉を口にされなくても、弊社に繰り返し仕事を依頼してくださることがあれば、「自分たちの仕事を認めていただけているのかな」と感じ、感謝の気持ちでいっぱいになります。
地域に密着しているからこそ、長いお付き合いをさせていただいている企業もたくさんあります。
一方で、長年お付き合いしてきたお客様が、何らかの理由で他社へ切り替えられてしまうこともあります。
そのような時も、ただ諦めるのではなく、なぜ他社へ切り替えることになったのか、お客様に率直にお話を伺います。
そして、原因や問題点をしっかり確認し、必要なところを改善して、もう一度「国際事務機にお願いしたい」と思っていただける会社になれるよう、努力を続けています。
これからも、お客様から必要とされ、地域の皆様から信頼される会社であり続けたいと思っています。

インタビュー後記
江戸川区の企業で経済を回せる仕組みを作って、江戸川区を盛り上げていこうとする考えが素晴らしく、周囲の企業と連携をして、皆で成功をしていこうとする姿に感銘を受けました。
お問い合わせ
国際事務機株式会社
東京都江戸川区南篠崎町3丁目27番5号
TEL:0336785931
HP:江戸川区でITを活用してビジネスをサポートする国際事務機のホームページです。
*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。
