【花】滝廉太郎、武島羽衣

春のうららの隅田川
上り下りの舟人が
櫂の滴も花と散る
眺めを何に例とうべき

明治33年、春陽に輝く隅田川の光景を詠んでいますが、日露戦争の足音が近づく時代を思えば戦地で亡くなる友へ惜別の詩かもしれません。(全くの想像ですが)
桜の蕾も俄に膨らむ/隅田川
0 0 4 ('24/02/13 15:00 時点)

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