・職歴
元管理栄養士(病院)
現在は鳶とクライミングスタッフ
・趣味
クライミング歴16年
アイスクライミング歴10年
編み物歴35年以上
剣道4段所持
・ジムオープンのきっかけ
ジムの名前のCELLは細胞の名称から取っています。
細胞分裂するようにクライミングを広げていきたいという思いでオープンしました。
どのようなジムですか?
ボルダリングを楽しむことができるクライミングジムです。
お客様の年齢層は小学1年生〜20代はもちろん60代までと幅広い層に来ていただいているところが特徴的です。
クライミングの課題も初心者から上級者までできる幅広い課題があるところです。
特に初心者やご高齢の方には力ではなく基本的な動きや体重移動を覚えてほしいという思いもあり基本的な課題も多くなっています。
そのおかげで女性のお一人様や60代の未経験者の方にも来ていただいてます。
上級者の方には「山登りや外でクライミングする前の練習には最適ですね。」とよく言ってもらえます。
ジム内での距離感が近いのでお客様同士のコミュニケーションが取りやすい雰囲気です。
ベテランのお客様は必要であれば黙ってお手本を見せてくれますし、コツとかも教えてくれたりしています。
お客様が優しいというのもこのジムの良さです。

お仕事で大切にしていることを教えてください。
課題の中でゴールしてもらうことも大切ですが、1番はやっぱり楽しんでもらうことです。
とにかくクライミングを楽しんでもらいたいです。
そしてクライミング楽しかった、また来たいと思ってもらえるようにしたいです。
週に1回でも月に1回でもいいから長く続けてもらえる場所にすることを大切にしています。
その中で成長や上達というのを一緒に喜ぶことができればいいなと思います。
こと仕事のやりがいはなんですか?
1つのアドバイスで出来なかったことができるようになっている姿を見ることです。
そしてお客様に感謝をしてもらえることはすごく嬉しいです。
大きなジムだとどうしても全員に手を掛けれないケースがあったりします。
そこで心が折れてしまったり諦めてしまう方もいたりするんです。
そういう方でも私たちは講習というよりは1人1人に応じたアドバイスをすることができるので
できるようになったとか楽しいと思ってもらえているところです。
それはアドバイスする側としてはとても嬉しいことですしやりがいに感じています。
具体的には男女グループで来ていただいた時に力のある男性よりも運動が全くできないと言っていた女性の方が早く上達していったりするところを見るとアドバイス1つでお客様の成長を感じることができるので嬉しいです。
お客様に言われて嬉しかったことを教えてください。
お客様同士の距離感も近いということもあり気持ちが辛い時に来ていたお客様がいました。
そんな時にクライミングに一生懸命になれたり、コミュニケーションもたくさん取れたことで
「この場所のおかげで救われた」と言ってもらったことがあります。
その時に役に立ててると感じとても嬉しかったです。
今でも覚えている印象的な一言でした。

どんな方にもっと来てほしいですか?
1番は40代以上の方達です。
メディアでクライミングを見て、こういうことは若い子達がやる運動なんだなと思ってしまうことは
もったいないことだなと思います。そういう方にもどんどん来て欲しいです。
お問合せでも「全くの未経験でも大丈夫ですか」や「指導はしてもらえますか」などが多いです。
私達はその人に合わせてお話をするので全く気にしなくていいです。
全員が通って来た道なのでまずはどんどん来て欲しいなと思います。
インタビュー後記
水野さんからはお客様にクライミングをとにかく楽しんでもらいたい。
そんな思いを1番感じられました。
また年齢など関係無く誰でもできるということもこのインタビューを通して学びました。
私自身もクライミングの印象は初心者では難しいそうや筋力が必要そうとかというものでした。
ただそうではなく体重移動や体の使い方だけで年齢も関係なくできるようになると聞き驚きました。
現に私が訪問した際は女性の方が難しいレベルに挑戦をしていてすごいなと思いました。
年齢も経験値も関係なく、その方に合ったアドバイスを受けられることが強みだと感じました。
そして何より周りの方も優しい。そんなアットホームなジムはないんじゃないかなと思います。
興味はあるが不安もある。是非そんな方だからこそ足を運んで欲しいなと思います。
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