【⚾いたばし地域クラブ(野球部)の視察へ】
令和7年度から、板橋区の中学校では野球部の「部活動地域移行」が始まっています。
部活動の“地域移行”とは、学校だけで支えるのではなく、地域や行政が一体となって、子どもたちの活動を支える仕組みのことです。

これまでにも新しい形の部活動として、女子サッカー部、eスポーツ部、ロボット数学部、サイエンス部などが活動してきました。

今回の「いたばし地域クラブ・野球クラブ」は、今後20年で競技人口が最も減少すると予測されている種目であること、すでに活動が難しい学校があることなどを理由に、選ばれました。

現在は17クラブ(うち2クラブは人数が少なく合併)で活動しています。

私自身、小学3年生の息子が野球をしていることもあり、関心をもって見守ってきましたが、今回は超党派で視察に伺いました。

これまでの中学校野球部と同じように練習や大会への参加ができますが、運営の責任は教育委員会が担い、専任の指導スタッフが配置されています。
現在、元顧問の先生23名と、民間指導者17名の計40名体制で運営されています。

さらに、高校野球界で注目される「リーガ・アグレシーバ」とも連携し、
リーグ戦形式の導入や、選手・保護者・指導者向けの講習会を通して、
「全員が主人公になれる野球」を目指しています✨

🔵 活動場所:従来どおり学校の校庭中心
🔵 活動時間:平日2時間以内、土日3時間以内(週合計11時間まで)
🔵 会費:8月までは無料、9月〜翌3月は月1,000円(翌年度から月2,000円)
🔵 出欠や連絡は専用アプリでスムーズに管理

今回視察した志村第三中学校では、志村第四・第五中との合同チームとして活動しています。
もともと志村第四・第五中には野球部がなく、これまでは野球を続けられなかった生徒たちも、今は一緒にプレーできるようになりました。
校庭いっぱいに元気にボールを追う姿がとても印象的でした⚾

野球クラブの創設により、これまで野球部に入れなかった生徒も活動できるようになり、現在では約400名が参加しています。

一方で、令和7年度は全5種目の地域クラブ運営に約1億円の予算が組まれています。
今後は、毎年1種目ずつ地域移行を進めていく予定とのことですが、自治体負担のあり方や持続可能性についても、しっかり注視していきます。

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27 いいね! ('25/11/04 02:02 時点)