子供のお口ポカンについて🦷

口をしっかりと閉じ、鼻で呼吸することはとても重要です。これがしっかりできていないと、いわゆる「お口ポカン」の状態になり、身体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

1. 歯並びへの影響
* 出っ歯(上顎前突):常に口が開いていると、舌が正しい位置(上あご)に収まらず、下の前歯を押す力が強くなります。その結果、上の前歯が前へ突き出す出っ歯になりやすくなります。

* 開咬(オープンバイト):前歯が閉じず、隙間が空いてしまう状態です。口呼吸によって舌が下がり、上下の前歯が接触しないため、この状態を引き起こしやすくなります。

2. 虫歯や歯周病のリスク増加
* 口腔内の乾燥:口呼吸によって唾液が蒸発し、口の中が乾燥します。唾液には、虫歯の原因菌を洗い流したり、歯を再石灰化させたりする自浄作用や殺菌作用があるため、乾燥することで虫歯や歯周病のリスクが高まります。

* 口臭:唾液の減少は、口の中の細菌を増殖させ、不快な口臭の原因になります。

3. 病気への抵抗力の低下
* ウイルスや細菌の侵入:鼻毛や鼻の粘膜は、吸い込んだ空気中のウイルスや細菌をブロックするフィルターの役割を果たしています。口呼吸ではこのフィルターを通さずに直接これらが体内に侵入するため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

* アレルギー:アレルギーの原因物質(花粉やハウスダストなど)も直接体内に取り込まれやすくなるため、アレルギー性鼻炎や喘息などの症状を悪化させる可能性があります。

4. 顔や表情への影響
* 間延びした顔つき:常に口が開いていると、口の周りの筋肉(口輪筋)が衰え、顔全体がだらしなく見えたり、表情が乏しくなったりすることがあります。
* 二重あご:舌が正しい位置にない(舌の位置が低い)状態は、首の筋肉に余計な負担をかけ、二重あごになりやすいと言われています。

5. 集中力の低下や睡眠の質の低下
* 脳への酸素供給不足:口呼吸は浅い呼吸になりやすく、脳への酸素供給が不十分になることがあります。これにより、集中力の低下や、日中の眠気につながることがあります。
* いびき:口呼吸が原因でいびきをかくことがあり、睡眠の質が低下してしまいます。

このように、口唇閉鎖(口を閉じること)は単に口を閉じることだけではなく、全身の健康に深く関わっています。特に成長期の子どもにとって、健全な発育のために非常に重要です。

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