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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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近年にない白熱した日本シリーズ。

見ごたえありましたね。

Number1041号「BASEBALL FINAL2021」

(12月2日発売)の優勝した高津監督のインタビュー

が本当に秀逸。インタビュアーは生島淳さん。

勝ったヤクルトも凄いが、オリックスもまた凄い。

何度も唸りました。

 

 

1、 現場で勝ってトップで負ける?

 

日本の弱さとは、こう表現されて久しいですが、

現場で勝ってる企業も少なくなっているのが現実。

トップで負けて、現場でも負ける?

なかなかに厳しい時代がもう始まっています。

昔、知り合いが

「ウチの会社の社長が孫さんか柳井さんだったら」

と言ったことを思い出します。

ウルトラとんでもない能力の経営者の会社で働くって、

あなた、どんだけシンドイかわかってるの?

と喉元まで出ましたが、飲み込んだ(笑)

いまやトップリーダーだけでも、なんともならない時代

なのです。

 

 

2、 未開の原住民に、文明を教えたら?

 

結論は「もう元には戻れない。」実話だそうです。

文明の進歩は蜜の味という話なんですが、

脱炭素社会の現実とはこういうことなのかも。

この冬は電力危機だとか。

この寒さでの節電は、結構つらい!

 

3、 会社の居心地は。

 

「以前は帰社すると、ヒヤっとして、ホッとしたもの

ですが、今は、リモートワークで、そもそも帰るところ

自体がない。どこに行ってもホッとする場所がない

のです。」

こんな声を聞きました。

 

いま会社の移転を発表すると社員の猛反発が凄い

そうです。

「オフィスがダウンサイジングされる、ということ

はだれがクビ切られるのか!?」

とのこと。

 

本音での議論が必要なのかもしれません。

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp