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金融
事業再構築補助金について教えて下さい
神奈川県横浜市鶴見区在住N様
(2年前の記事です) 掲載日:2022/09/01
今事業再構築補助金の申請して回答待ちの状態です。
資料を見ると今回の補助金は3分の2の費用が補助されるということですが、残りの3分の1の費用を本人が払えない場合はどうなるのですか?
払えなくなったら後日全額返金しなければいけないのでしょうか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
鶴見区民のミカタがお答えします

鶴見区民のミカタがお答えします
堀江行政書士事務所
行政書士
堀江 豊
事業再構築補助金における採択後の事務手続については、以下の流れで進んでいきます。
①国からの採択通知が事業者に届く
②事業者が補助対象経費をあらためて精査し、国に対して交付申請を行う
③国からの交付決定通知が事業者に届く
④事業者が補助事業を実施する
⑤補助事業実施後、事業者が国に対し実績報告を行う
⑥国は実績報告に対する確定検査を行う(交付額の確定)
⑦事業者は国に対して補助金交付請求を行う
⑧事業者に対し、国から補助金が交付される。
上記を見てもわかる通り、補助金は⑧の段階に至るまで交付されません。
それまでの期間、補助対象事業の実施期間中に必要となる費用については、いったん自己負担をすることとなります。
3分の1どころか、いったんは100%自己負担が必要となる場面があるということをご理解ください。
また、先に補助金が交付されることは、原則ありませんのでご注意ください。
その点を踏まえた上で、適切な事業計画の作成と資金管理を行うことが重要となります。
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