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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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「人を○すにゃ、刃物は要らぬ。

文春、新潮あればいい。」


人気お笑い芸人の不倫スキャンダルに

メディアも騒然としてますが、

この告発からスキャンダルが発覚してメディア

の餌食になる、という構造がアメリカ発だって

ご存じでしたか?


ハリウッドの有名プロジューサーのセクハラに

端を発した#MeToo運動なんかはまさにそれ。

有名女優の告発で、彼はすべてを失って

追放されました。


これが海を越えてあっという間に日本に

やって来たわけです。

ネット社会で告発・暴露が簡単にできるように

なったことも加速させる一因でしょう。

権威すらもかんたんに崩壊させてしまう。


ソフトバンクの孫社長が

「タイムマシン経営」を唱えてからもう

ずいぶん経ちますよね。


「タイムマシン経営」とは

アメリカで成功したWebサービスやビジネス

モデルを即座に日本国内で展開して大きな

利益を得る経営手法のこと。


要はアメリカで当たったものは日本でも当たる

アメリカで流行ったものは日本でも流行る、と

いうことです。


身近な例ですと、


・アメリカで流行した洋楽と似たような曲調の

  歌謡曲が日本でもヒット曲となる

・アメリカで人気となった外食チェーンが

  日本でも大人気を得る

・格差社会の進行とクレジットカード社会の

  到来

・自己破産の増加

・大型ショッピングモールの隆盛

・人気テレビ番組の日本版

・MBA(経営学修士)USCPA(米国公認

  会計士)ブーム

などなど、もう各分野で数えきれないほどあります

よね。


孫さんはこのようなアメリカと日本の関係に

注目し、

IT領域でいち早く新しいサービスを立ち上げて

いく

そして先行者利益を得て莫大な利益を最速で

得る経営手法を取ったわけです。

成功事例としては

・検索サイトでありメディアの

  「ヤフージャパン」

・日本で独占販売した米アップル社の

  「iPhone」

などが有名ですよね。


しかしタイムマシン的手法も常に正しいとは限らない。

外れたものも実は数多くあるのです。


コロナショックで日本は台湾などと並び、

感染爆発を起こさずに終息させている

数少ない国です。


とかく自国のアピールに弱く、万事控えめで

過小評価しがちな日本ですが、この国の昔

たとえば江戸時代のライフスタイルこそタイム

マシンしてみたらどうか?と。


職業の種類がものすごく多く、

自営業者や個人事業主もとても多い。

当時世界唯一の百万都市で

文化・カルチャーが盛ん、

ワークライフバランスに充実した楽しいくらし。


江戸東京博物館を訪れるたびに

「タイムマシン経営するなら江戸時代だ」と

思うのですが、みなさんはどう思われますか?

とっても楽しい博物館です。6月2日から再開

されてますよ。ぜひ一度訪れてみてください。

両国国技館のお隣にあります。


参考URL

江戸東京博物館

https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp