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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、
一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる
という意味。
何事を始めるにも良い日ともされ、
仕事始め、開店、出店、お金を出すことに
吉であるとされる。
一粒のヒントやアイデアが
あなたの運を万倍にする。
ビジネス評論家石塚 毅の
ビジネス系開運コラム。
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衝撃のロシアのウクライナ侵攻。
ウクライナ人1600人超が拘束されたとの報道。
自国を命がけで守るウクライナ軍とプーチンに
言われて嫌々従軍しているロシア軍兵士の
士気の違いが鮮明にある、とのこと。
ロシア軍の燃料と食料が尽きてきたとの情報も。
ウクライナ側でロシア兵士の母親向けに
「遺体の引き取りはこちらへ」など安否を知らせる
サイトを立ち上げるデジタル情報戦も。ゆえにキエフ
はなかなか陥落しない。
何をしてるのでしょうか。
1、DXに振り回されすぎている?
先週、(株)ロードフロンティアの並木将央社長の
セミナーを拝聴しました。
【参考URL】https://road-frontier.com/
並木さんはベストセラー「成熟社会のビジネスシフト」
の著者でもあります。
めちゃくちゃわかりやすい内容で、さすが!でした。
2、CCCの過去事例
DXセミナーを受講しながら、
昔、担当していたCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)
のことを思い出しました。
業界にビデオ・オン・デマンド (Video On Demand)
することができるサービスのこと。略称「VOD」。
当時、イノベーションによる業界の大変化だ!という
ことで「ビデオ・オン・デマンド」が大トレンドになったのですが、
その時、「TSUTYA」を全国で展開するCCC社は
一気にVOD化すること選択せずに、DVDのネット宅配
レンタルサービスをスタートさせたのです。
このサービスこそが「TSUTAYA DISCAS」。
これが大成功したのです。
(ユーザーだった方も多いのでは?)
3、まずやる、すぐにやってみる
言い換えると、CCCは
デジタルトランスフォーメーションに一気に
行かずに、つなぎの戦略でまずスタート
した、すぐに始めた、というわけです。
ところがVODにいきなり行ったところは、
みな苦戦しています。
ということはDXについても、いきなり飛躍する
のではなく、
並木さんもセミナーでおっしゃってましたが、
× わかってからやる
〇 やるからわかる
がキモなんですね。
だから、
・身近なところから、すぐに始める
・スモールスタート
・試行錯誤・PDCAサイクルを回しまくる
まずやる、すぐやることが、DXでは
とても重要な要素なのではないか、と
思うのです。
(了)
石塚 毅(いしづか たけし)
1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に
裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。
話がおもしろい!と評判。
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