行政の壁を越えて、子どもの命を守るために。
――鶴見川・佃野町防災船着場の柵問題について――

鶴見川の佃野町防災船着場では、柵の隙間が約14cmあり、乳幼児が容易にすり抜けてしまう危険性があります。
実際に「わが子が柵を通り抜けてしまった」との声も寄せられました。水深のある川に直結しており、転落は命に関わります。

2021年には横須賀市で2歳児が転落死する事故が発生しました。これを受けて国(港湾局)は「格子幅10cm未満」とする新基準を示しましたが、鶴見川の現場では看板設置にとどまっています。

私自身、国土交通省京浜河川事務所の担当課長と面談し、現状の対応を確認しました。将来的な更新時には仕様見直しの余地があるものの、直ちに改修する計画はなく、当面は注意喚起にとどまっているのが実情です。

しかし、事故が起きてからでは遅い。行政の縦割りに埋もれてしまいやすい問題だからこそ、区役所をはじめ、市・国が横断的に連携し、子どもの命を守る視点で動くことが不可欠です。

区役所に対しては、危険性の認識共有、保育園や保護者への情報提供、市・国と連携した安全策の検討、ペイントや啓発活動の支援などを要望しました。

今回の柵の問題は氷山の一角です。地域の安全を守るには、市民の声が不可欠です。
鶴見区の子どもたちが安心して過ごせるように、引き続き取り組んでいきます。

皆さまからのご意見もぜひお寄せください。

※詳細はブログに掲載しています。
https://suguru-kashiwabara.jp/3157/

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6 いいね! ('25/09/04 16:45 時点)