3/31~4/3 北海道へ

お休みを頂き、ありがとうございました。

初めて訪れる北海道は、予想していたよりは耐えれる寒さで、世界的な温暖化も感じました。
札幌の二条市場に着くとすぐに目にはいる海鮮丼の看板や商品、たらば蟹や雲丹を中心に並ぶ魚介類に
『この感じが北海道やぁ』
とワクワクとしながら、

『お兄ちゃんこのたらば3杯で¥8000どう?』
『この極太アスパラガスは今が一番旨いのよ、みんな6月とか思ってるけどさ、今が買いだよー!』
『いくら3瓶でおまけ、負けとくよー』

などと市場のディスカウントを浴びました🤭
中々歩き辛い市場ですね笑

近年の物価高騰の影響から、北海道は安い‼
という気はしませんでしたが、食べた海鮮丼の魚介類の旨味は、やっぱり北海道の寒い気候と海風で育まれた食材なんだな、と実感、美味しいと皆が言うのが納得できました。
野菜も寒い冬に旨味とか甘味を蓄えるので、
同じような感覚もあるのかな、と思いました。

札幌にある『リゾット専門店ガクさん』
リゾットだけで80種類とかありましたかね、、
僕が入店した後に、サラリーマンとか会社員の人達の『待ち』か4組、5組と出来てきました。
とても繁盛していました。
1皿1皿違って、とても丁寧に作られていました。食材の合わせ方、提供など、勉強になりました。

イタリアトスカーナ州で修行していた頃(僕が27歳位の頃に)札幌パークホテル料理長の土谷さんが、ホテルからの研修で、僕と同じリストランテに来ました。僕よりもふたまわり位年上の大先輩ですが、腰が低くてとても優しいお人柄な第一印象でした。
僕は名古屋に居た時に、イタリア語を半年学んで渡伊したのですが、斡旋会社の受付さんが小野さんはイタリア語が話せる、そんな風に扱いを受け、わかるようなわからないような状態でシェフとやり取りしながら土谷さんに通訳する、そんな風に3ヶ月程一緒に過ごしました。
一緒に行った3つ星のリストランテダヴィットーリオでのお食事もとても記憶に残っています。

札幌に行くのが決まって、ふと土谷さんの事を思い出し、LINEをしてみたら
『是非会いましょう』とお返事が。
相変わらずの優しいお人柄でした、18年ぶりの再会を嬉しく思いました。

『いつか会いたいなぁ』という思いは

『会う!』『行こう!』

そう思わないと叶わないもの。
時間は限られているので、時間をうまくきちんと作らないとなぁ、

と毎度思います。会えて良かった。

函館の市場や町並みは、札幌とはまた違って、少しゆったりとした時間の流れを感じました。
東京と静岡みたいな、そんな感じです。
ここでも新鮮な活きイカとか、焼きイカとか、食べました。素材が美味しいので、ほんとシンプルな食べ方が良いです。居酒屋とか料理屋、寿司屋、どこに入ってものぞいても、美味しい新鮮な魚介類がある函館も、魅力的な町でした。

とにかく色々な新鮮な魚介類を見てきましたが、発想するイタリア料理は、三重県民らしさを元に考え構築するイタリア料理が改めて必要だと感じます。三重県は良い食材が沢山!

『三重県らしさ』『ソロウニコの形』

これからも色々な地方、県外での食材探しはしていきますが、もっと三重県のあらゆる場所、食材もピックアップしていきたいな、と思いました。

それぞれの地域、町、それぞれ良さがあるだけに、三重県の三重県しか無い料理、イタリアン、改めて追求していこうと思います。

改めて
三重県って良いです。ほんと。

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119 いいね! ('25/04/09 10:02 時点)