=====================================

一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

=====================================


節分2月3日は節分でしたね。

みなさん恵方巻きはおいしくいただきましたか。

恵方巻も種類がいろいろで楽しいですよね。

 

 

1、 どちらが正しい?どちらもまちがっている?

 

ウクライナとロシアの紛争が長引いています。

EUはドイツをはじめ、戦車をウクライナに

供与する歩調を固めました。

北欧では勇ましい言葉も聞こえてきます。

このままではウクライナ紛争は10年戦争に

なるような気がします。


いまこういうことを言うのは顰蹙かもしれませんが

ウクライナが正しくてロシアが間違っている、

のでしょうか?

私は両方が間違っているのではないかと思う

ようになりました。

過去、歴史を振り返っても戦争を避けるために

とにかく根気強くたくさん話し合いを多く持つこと

でしか平和は維持できません。

何とか妥協点を見い出せないか、と言う粘り強い

外交交渉があまり見られないような気がします。


プーチンを擁護するわけではまったくありませんが

メディアの「悪のプーチンVS被害者ウクライナ」と

いう構図にちょっと危険な印象を受けています。

 

 

2、「悪の権化」の素顔


イラク対アメリカの戦争で「悪の権化」と言われた

サダム・フセインはアメリカに捕らえられて処刑される

までの間、獄中で赤十字から送られてきた145冊の

本を読み、自分でも詩を書いていたといいます。


ジョークをよく飛ばし、小鳥にえさをあげ、

神への祈りも欠かさず、暴れたり、不平不満を

漏らしたりしない模範囚だったらしいです。

自分の人生の結末を知りながらも、なお本を読み

続けたあたりにメディアが報じる「独裁者」とのズレを

感じるのです。

独裁者であることは間違いないけれど、話し合いから

戦争を回避することもできたのではないか?と。

学びの姿勢があるトップならば、どこかで妥協点が

見いだせたのではないかと。



防衛力増強もわかります。地政学上、中国の脅威

も感じます。しかし日本は戦争に巻き込まれては

絶対にいけません。日本の外交、外務省に本当に

がんばって欲しいのです。



(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp