まちの仕事人インタビュー
私達は金脈”を掘りおこし、実現化する職人集団です
株式会社エニィ 代表取締役 阿萬 真紀 (あまん まき) さん インタビュー


1984年生まれ、神奈川県出身。東京デザイナー学院を経てウェブのデザイナー、エンジニア、マーケターと年々ウェブ周りのスキルアップして現在に至る。趣味は観劇。

会社設立当時の思い出話など伺えますか?


元々スタートはホームページの制作会社だったんですが、多くの実績と経験を積み上げていくと見えてきた事があるんです。

 

収益性は高いもののご依頼者様に対して真摯にサービスを提供する実態やそのような文化のないホームページ制作会社、またサービスは充実しているが収益性が低く色々と問題のある企業など業界の闇の部分が垣間見えてきたんですよね。

 

ホームページを“創る”という仕事は単に“作る”のではなく、売上や会社の基盤を整え、さらに企業理念や経営者の想いを具現化することで、価値創造に携わることではないかとの想いを日に日に強く保ち始めました。

ホームページ制作会社からの脱皮を模索し始めました。


ブランディングとマーケティング戦略を念頭におき、試行錯誤しながら、経営のコンサルティングと実務支援を提供することで、わたしたちは創業当初の“ホームページの制作会社”という概念を壊していきました。


こうして、経験知を向上させていく中、新規事業にも直接関わるようになり、順番待ち予約システム「どこでもマテル®」のように、社会貢献という側面においても画期的なアプリケーションシステムを開発したんです。

 

一方、このようにシステム開発分野への進出を果たすことで、この時期、わたしたち自身のアイデンティティも大いに揺らぎはじめたんです。

 

果たして私達はは何者なのか?と考え込んだ時期も・・・

 

その背景には、新規事業として動き出しているクライアントの既存プロジェクトへの参画だけでなく、新規事業の発想段階からの参画、さらには既存プロジェクト進行中に、エニィの新規提案を基にクライアントの可能性をより引きだす方向への転換、といったケースが増えていったことがあります。

 

そしてこのころから、「1から10をつくる」だけでなく、それよりも、「0から1を描き、具現化する」仕事こそが、エニィの存在意義、本来やりたい仕事なのではないか、との思いを持ち始めました。


透き通った心で、明るい未来を切り開きたい

会社の理念を教えて下さい。


わたしたちは、持続可能な社会と企業の共生を願い、社会貢献とともに自社の収益性向上を目指す、中小企業・経営者の皆様の想いに寄り添い、その実現に貢献するため、機会をいただいた仕事に対して真摯に取り組んでいます。


また、日頃から関連技術の習熟、向上に努め、さらに、うそいつわりのない“透き通った心”であり続けるために、自分自身に対しても真摯に向き合います。

 

こうして、経営者の皆様とともに“明るい未来を切りひらく”ことに深い喜びを感じる、そのような企業でありつづける、という想いを大切にしています。

 

「エニィは“金脈”を掘りおこし、実現化する職人集団」

 

企業のさらなる成長を目指して、ワンステップ、ツーステップ上のステージを目指す経営者の皆様を対象として、まず御社の中に眠っている貴重な”金脈“(新たな事業シーズや希少性の高い経営資源など)を掘りおこしていきます。そして、そのシーズや経営資源を基とし、あらたなビジョンを描くことで命を吹き込み、その実現に向けて、エニィの“職人“たちの知恵と技量を惜しみなく提供していきます。

 

”Anything Goes! “をスローガンとして、常識にとらわれず、まずは「どんなこともあり得る(なんでもあり)!」の自由でオープンな気持ちを持って金脈を掘りおこし、ビジョンを描き、経営者の皆様とともに“明るい未来”を切りひらくために、「どんなことでも支援していく(なんでもいける!)」。


 これがわたしたちであり、この事業を通じて、わたしたちは社会全体の健全な経済成長に貢献することを目指しています。

挫折した方大歓迎!私達と一緒に働きませんか?

 シングルマザーや起業挫折した方も積極的に採用されているんですって?


ハイ!株式会社エニィでは私達と一緒に働く優秀な“職人”仲間の多くが、シングルマザーであったり、長年ひきこもりを経験していたり、起業で挫折したりなど、さまざまな就労上の困難を抱えていたことから、わたしたちは、そんな仲間たちが、人間らしく尊厳を持って仕事(ディーセント・ワーク)ができる環境づくりを積極的に推進しています。


「みんなちがって、みんないい」 


「みんなちがって、みんないい」  という詩人・金子みすゞさんの珠玉の言葉を大切に思い、それぞれ自由、幸せであり続けること、それがわたしたちの願いです。そして、自己実現を果たすための機会と“場”をつくり、整えること、さらに将来、独立をめざす仲間の支援を含めて、すべてわたしたちの使命であると考えております。


このように、モノやインフラだけでなく、働き方においても“シェアリング・エコノミー”を実現していく、というビジョンを持っており、そのためのコミュニティと仕組みづくりに向けて邁進しているんです。


株式会社エニィの10の信条があるんですって?

​ハイ!私達株式会社エニィには10の信条があるんです。今日お話を聞いて頂いたものを纏めた感じになりますけど聞いてもらえますか?


● “みんなちがって、みんないい”

● “Anythin goes!”(どんなこともあり得る!の自由な発想、クライアントのためにどんな支援も惜しまない!)

~  斬新なアイデアに対して偏見を持たずに、変革を楽しむ柔軟性を持つ。

● “常に未来志向で、上向き”

● エニィの価値観に共感し、自由と自己実現を楽しみながら、誇りを持って仕事に取り組む。

● 役職や立場に関わらず、お互いを信頼し、尊重しあう。

● 困っている人がいれば、言われなくても気づき、すぐに助ける。

● 業界、業種を飛び超えて、垣根のない仕事を心掛ける。

● 品格と美しさ、しなやかさを大切にする「透き通った心」を常に養う努力を怠らない。

● 向上心と知的探求心を持ち、自身の、そしてお互いの成長を楽しめるチームである。

● 常にサステナブルかつエコロジカルであることを心掛け、日々の仕事に臨む。


以上です。


地域での活動をされていますか?

企業だけでなく豊島区や自治体からのお仕事もお受けしています。


阿萬さんのお仕事に対する真摯な姿勢よく分かりました。最後にご依頼者から言われて嬉しかった一言って何ですか?

「こんな事エニィさんしか出来ない!」って言われた事ですね。


インタビュー後記

「仕事に関する姿勢や行動力はアクティブな歯科医の父の影響が多分にあると思います。」とインタビューの最後にお話された阿萬さん。小柄で華奢な阿萬さんから何故こんなにエネルギッシュで強い言葉が連発で発せられるのか最初は疑問だった私ですが、このお話を伺いインタビューした内容と合点がいきました。今の時代ホームページやスマフォサイトがないと銀行融資も受けられないと言われる時代にただデザインが綺麗なサイトを作るだけでは時代遅れ。お話を伺う毎に勝てるサイトの構築が必要だという事がよく分かりました。


「経営者の理念をしっかり伺って心血を注ぐ。」というというワードも度々出てきました。ウェブサイト事業はスタートアップ企業やオンライン化出来ない業種など私が今まで知らなかったジャンルの皆様を多岐に渡ってサポート出来るのが楽しいんですよ!と笑顔でお話頂きました。


「ここ最近ウェブサイトからの反響がない、今のシステムが使いにくい・・・」など、ECサイトやスマフォサイトでお悩みの方!是非一度ご相談してみては如何でしょうか?このインタビューをご覧頂いたきっかけで阿萬メソッドによるコンサルティングで今までのお悩みが一気に解決できるチャンスかもしれません。とても言葉に力のある女性経営者の阿萬さん。これから注目の経営者のお一人です。


お問い合わせ

株式会社エニィ

住所:豊島区巣鴨1-11-2-511

お電話:03−6743-2300

HP:http://any-inc.jp

*お電話相談の際、『区民ニュース』の阿萬さんのインタビュー記事を読みましたとお伝え下さい。