多摩区 > 区民のミカタ > 葬儀 > 片桐 真樹 > 詳細
供花の代金を喪主に立て替えさせるなんて
(1年前の記事です) 掲載日:2023/05/14
父が亡くなり勤め先の社長に連絡して父が亡くなった事と私が喪主を務めることとコロナの感染防止の為、葬儀は近親者のみ身内だけで家族葬を取り行う事を伝えました。
社長から直ぐ電話があり「供花を出すから代金を立て替えてもらいたい。領収書を持ってきてくれれば払ってあげるから」と言われ、何も考えず「ありがとうございます」と答えてしまいました。
よくよく考えたところ電話を切ってから「故人(私の父)に送る供花の代金を喪主(息子)に立て替えさせるなんてことあるのかな?」これってえらく失礼な話で礼儀を欠いているんじゃないのかと思うようになりました。
葬儀社の知り合いなんていないのでこれからネットで探して葬儀社に依頼しようと考えていますが、これは私が立て替えるものではないですよね?
今になって無性に社長に腹が立ってきています。私個人の考えではこのようなやり方は非常識だと思うのですが、一般的な考え方ではどうなのでしょうか?
急遽のことなのでよくある話なのでしょうか?教えて下さい。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。

葬送マナーや礼儀は線引きが難しいですよね。
巷でも冠婚葬祭に関するマナー本が数多く販売されていますが、共通項はあるものの、筆者により全く違う見解が書かれていることももしばしば。
ご質問の内容に関しても、お気持ちよくわかります。
”常識!?非常識!?”の捉え方は、世論や環境、周囲の取り巻く様々な影響が加味され、個々で異なります。
ご質問の内容「供花代金の立替」の回答です。
事実、葬儀の場面ではよくある光景ではあります。今回は会社の社長からの供花の立替ですが、友人や親戚などから喪主様に「供花出すのでお願いできる?代金は通夜の時にお渡しするので」などのお話しは珍しくありません。代金を受け取った際には領収書も渡します。
会社単位になると、その会社ごとに経理上の扱いも変わってきます。領収書と引き換えや、後日の振り込み、参列時の支払いなど様々です。
結論を申しますと、”決して珍しくはないお話し”とはなります。
ただし、その時のやり取りの状況や社長からの言葉の言い回しなどが分かりかねますのでご質問者様が不快に思った理由がそこにあったのかもせん。(ここは憶測です)
家族葬は供花だけでなく、御香典の授受、参列者をどこまでお声掛けするかなどの打ち合わせ項目が多々あります。
供花代金の受け取り方も葬儀社との打ち合わせの際に明確にしておくことで、案内もトラブルなくスムーズに行えます。
ご質問を多く頂いています。回答には時間がかかる場合があります。