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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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いよいよGWですね。

去年同様に巣籠り連休になりそうです。

せめて晴天が続くことを願うばかりです。

 

1、「私が見た未来」

 

たつき諒さんというマンガ家さんがいて

彼の予知夢をマンガ化したものだそうです。

東日本大震災、ダイアナ妃の死去など、

なんと!的中率100%だとか。

ちなみに次は

「2021年8月20日富士山噴火」

だとか。

ちなみに「私が見た未来」は絶版で、

私がAmazonで見た時はなんと28万円!

でしたね。

 

2、DX時代にいちばん遅れているのは

 

なぜ、MicrosoftがGoogleに遅れをとったのか?

それはマイクロソフトの幹部が「ネットサーフィン」を

しないから、との説がある。

Microsoftだって社内の若手社員は普通に

ネットサーフィンをやっていたはず。階層が上になれば

なるほど情報感度が鈍くなる。

DXの時代はエラい人が一番遅れているのでは?

社会だけでなく、ビジネスも高齢化している日本には

ゾッとするようなことが起きるのではないか、と思って

しまいます。

 

3、学生一流教授三流?

 

昔、アメリカで言われていた話だそうです。

ネットが普及して大学の授業が大きく変わった、と

いうのです。

教授がエラそうに「この論点の最新学説は○○教授の

こんな説である。」

なんて講義すると、学生に

「先生、今その教授は、違うことを言ってます。」

と逆襲される、とか。

若い学生は夜寝ないでネット検索します。

だから最新の情報が取れました。

教授はもうお年なので、夜はサッサと寝ます。

 

ネット時代は情報の格差がないのです。

むしろ体力のある、若手が有利です。

これは私も娘と話していてよく感じます。

エコシステムや組織のフラット化も実は

こういう背景があるのでは?

だから競争力のある大企業ほど

無用になった階層を切る=リストラを進めるて

いるのではないか?

だからDX時代はめちゃくちゃ体力が要ります。

70歳まで現役なんて難しいのかも。

コロナは一層その流れを加速させそうですね。

 

(了)

 


石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp