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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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ミサイルや爆弾、

ジェット戦闘機やイージス艦の

姿こそありませんが、いま米中は戦争状態なの

ではないか?と真剣に感じています。

日本のコロナ騒動もこのことから目を逸らす

ための意図的な妨害工作ではないのか?

とさえ思うのです。


この20年で圧倒的な経済成長を遂げた中国。

今週は中国の経営戦略について取り上げてみる

ことにします。


1.戦力を集中させよ(孫子)

多角化(千の花)も、

一点集中もどちらも強いし、

どちらも弱い。



2.千の花を咲かせよう(毛沢東)

「前線におもむくすべての同志は、

  向こうに着いたら、そこで根をおろし、

  花を咲かせ、実を結ぶよう、じゅうぶんな

  心構えをせよ」



3.農村から都市へ(毛沢東)

かつて毛沢東は「農村から都市を包囲する」

戦略で、中国革命を勝利に導きました。

実際近年の中国企業もこの戦略を取る地方

企業が多かったそうです。


ウォルマート、ユニクロ、ニトリ、

ヤマダ電機、コメリ・・・などなど、

この戦略で成功した企業は数多くあります。

ビジネスだけでなく、選挙に強い政治家は

みんなそうです。典型は田中角栄氏。

落選後の2回目の選挙では

徹底して山間部から回り、

大票田の長岡市や柏崎市は一番最後、

という徹底ぶりだったといいます。

この戦略はコロナで閉塞した日本でもいける

かもしれません。



4.まず特区で絞り込み、中国経済発展の基礎を作れ(鄧小平)

中国の経済特区は、実際、柵で囲んで中に

絶対に入れないようにしていたそうです。

かって旧ソ連でゴルバチョフも中国を真似て、

自由化しようとしましたが、

経済を知らないので

いきなり全体でやってしまい大失敗したとのことです。


日本はすぐ全体でやり、

投入金額も小さいです。

要はチマチマやるわけです。

典型がGO TO TRAVELじゃないですか?

すぐに日本全国でやる。

九州だけ。福岡だけ。特区で絞り込んでドカン

と投入したらぜんぜん展開は違ったのかも。

でもこれウラで選挙の票が絡むから。。。



絶対、戦争で選んではいけないリーダーとは

「やる気があって、無能なヤツ」

なぜなら部下を殺すので。

これは中国ではないのですが、戦争理論です。

どこかの国の政治家のことかな(笑)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp