【TOPコレクション 見ることの重奏】

山崎 博〈水平線採集〉より 1994年
東京都写真美術館蔵 ©YAMAZAKI Hiroshi

山崎博は写真というメディアを扱う方法論として、「コンセプトに写真を奉仕させるのではなく、コンセプトに写真を奉仕させる」ということばをのこしています。山崎は写真表現と被写体が不可分であることについて常に思考し、本展の出品作品〈水平線採集〉では、被写体と撮影条件を極力単純化して撮影しました。そして時間と光というふたつの軸が、どのように写真表現の中で体現できるのかという問いに向かって、被写体とカメラの間で、中立な位置から俯瞰した視点をもって撮影していたのです。


TOPコレクション 見ることの重奏

会期|10月6日(日)まで
時間|10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
会場|東京都写真美術館3階展示室
休館日|毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)


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0 いいね! ('24/10/05 16:31 時点)