まちの仕事人インタビュー
清掃業務で、日本の社会に敗者復活制度を作りたい
株式会社Makutas 代表取締役 栗田 匠 (くりた たくみ) さん インタビュー

出 身:練馬区

出 身 校:淑徳高校・日大商学部

生年月日:平成4年10月26日

趣   味:車・買い物・筋トレ・ゴルフ・仕事

職歴・経歴

公務員浪人を1年して、その後、高松建設で2年修行し、リクルートに入社。2年半カーセンサーなどの部署で岡山・四国・鳥取・島根を担当。

働いている人は常に明るく、清掃業界を変えていきたい

どんなお仕事ですか?理念・ビジョンを教えて下さい

店舗清掃業務で、大手珈琲チェーン店や飲食チェーン店などを顧客にして、床の清掃やガラスコーティングなどをしています。

《理念・ビジョン》

業界を変えていきたい  働いている人が常に楽しんでいて欲しいと考えています。

・人生・生活における負の解消

常に変わっていく世の中に対して、最良の選択肢を提供し続ける

・どこにでも通用する人材育成により、外部に出てもどこにでも通用するような人材作り

・従業員たちが色々なことにチャレンジできる環境整備

・目の前のクライアント、ユーザーを幸せに

『清掃業務』他社との違いはどんなところですか?

使っている薬剤が自社制作であることと、サービスクオリティは負けないです。当社は全て内製化しているので、外注のサービスはは使わないんです。それにより、サービス内容の安定は抜群だと自負しています。それが大手の飲食店に利用していただいている理由だと思っております。

このお仕事を始めたきっかけを教えてください

清掃と福祉に目を向けて、清掃と福祉の仕事を始めたんです。清掃と福祉にした理由は、清掃って、店舗や箱を運営する以上、オープン前、クローズ後だけではなく、営業中も必要なので、仕事としてはキャッシュポイントが多いんです。そして福祉に関しては、自分自身がこれからの世の中に貢献していきたいという想いからです。小さい頃から消防士になりたかったんですが、当時なれなかったこともあったりしたので、社会福祉に関わる仕事をしたかったというのが理由です。

お仕事を通じて今後どんな事をしていきたいですか?

世の中への貢献と存在意義を明示したいです。関わる人すべてが幸せになたらいいなと考えています。そして、人を助けられる人になりたいと思っていますが、力が無かったら誰も助けられない。お金が無かったら助けられる人は少ないし、権力が無かったら助けられる人の幅も狭くなると思っています。だから自分自身が力を付け、その上で広く助けが必要な人たちを助けていこうと思っています。

今後の目標は、さいたまに福祉施設をもう一つ作ることが決まっているので、一緒に働いてくれる人を探しています。個人の夢としては、10年後に引退して、田舎でレストランでもやりたい。また、自分はせっかちなので、その日の成果はその日のうちに知りたいんです。成果をすぐに出すことを突き詰めると、やりたい事はハンターか漁師なんですね(笑)だから僕は漁師になりたい。広告とかお金をかけてもすぐには効果が出ないので、ハンターみたいな仕事がしたいんです。ただ、お金の為に漁師をやるのはちょっと違うと思うので、今は基盤を作る事を大事にしたいと思っています。

インタビュー後記

どんな方と一緒に仕事をしたいですか?という質問をしたところ、『Makutasには、一度地獄を見た人達に来てほしいですね』とのことです。表題にあるように、日本では、一度挫折したらなかなか這い上がれない、サラリーマンなどは、なかなか敗者復活ができない。その制度を変えていきたい!という力強い言葉をいただきました。清掃業務はお店の閉店後の夜中の仕事です。あまりやりたくない仕事かもしれない、そんな状況でも一所懸命仕事をして這い上がりたい、稼ぎたい、という人たちを応援したいとの事です。業界を変えてゆきたい!という、栗田さんの冒険心というか、それこそハンターの様な考え方に、惚れてしまいました。確かに、清掃業務は大手でも内制化しづらいカテゴリーなので、増えていきそうですね。また大手との契約も新しく始めたそうですよ。今後も栗田さんへのオファーが増えていきそうです。

お問い合わせ

株式会社Makutas

〒111-0033 東京都台東区花川戸1-9-10

TEL:03-5830-1177

HP:https://makutas.co.jp/

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。