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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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一気に寒くなりました。

くれぐれもご自愛ください。

 

1.   高収益・高年収企業のキーエンス



キーエンス株式会社(東証プライム)は1974年

に設立。FA(ファクトリーオートメーション)用センサ

を中心に測定器や画像処理機器の企画・設計・

開発・生産を行っています。

常に生産現場の声に耳を傾け、付加価値の高い

商品で「ものづくり」を支え続けてきた企業です。

そして高収益・高年収企業としても有名です。

 

 

2.「不戦敗をなくす徹底的な情報管理」が必要

 

日経ビジネス「顧客をつかんで離さないキーエンス

の仕組みづくり」2022年8月1日号に特集

記事での金言です。

 

営業で「負けた理由の8割は自社が気付かない

うちにお客様が他社に発注している」とのこと。

 

だからキーエンスでは担当情報・案件情報・業務

情報をしっかりデータベース化し、どのようなお客様

に、いつ、どのような話をするかを「外出報告書」を

通じて、案件進捗情報を管理するのだとか。

それ以外にも

 

「客先に常駐するくらい滞在する」

 

「お客様の想像を凌駕するスピードと提案内容」

 

「ライオンキング型営業」

※属人的なアドリブ要素を排して優れたノウハウと

シナリオ、営業スキルを社員に伝授して強い営業

組織を創る。

 

などなど、キーエンスの強みが特集されていました。

大変参考になりましたね。

 

 

3、データベースは過去を未来にする

 

ネット通販の世界では当たりですが、営業で

全員共有できるITアプリも安価で使いやすく

なりました。

 

営業職は新卒が一番嫌がる仕事・配属先と

言われるようになって久しいですが、誤解を恐れず

に言えば、営業職のレベルは年々下がっており

「優秀な営業」なんてめったにお目にかからない。

 

だから他社との差別化がどんどんつけやすくなって

いるのではないだろうか、と。

 

キーエンスは勝つべくして勝っている企業ですよね。

大変勉強になりました。

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp