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一昨日は
第2回目の作品研究会。

今回の研究テーマは
『直と曲』

それぞれがこのテーマについて
考えを深め、作品に展開して発表する

したごごろが並ぶ2字『忠恕』を敢えて撰文し
直と曲で変化をもたらし熱い線で書き切った
高橋陸 6.shodo
書線のキレが凄まじかった。
もう一点は爵(金文)の曲面をモチーフにレイアウト。いつかこの作の発展形を観たい。

これまで作中で自分の牙を剥き出しにしてきた小野﨑啓太 onozakikeita は、新たな境地を探っている。木簡調のリズムで興に乗る『愚』は、含みのある豊かな線で書き上げた。墨色の深さと抜筆の上手さが際立って見えた。

直球ストレート派の青木孝道は、今回のテーマである『曲直』を記号的、デザイン的にアプローチ。メンバーの中で1番、毎回のテーマを楽しんでいるように見える。器用さだけでなく書線も紙をよく噛んで充実していた。

相変わらずいい意味で少し過激派の堤拓斗tttaku2150.kstmr は「もっとやっちゃいましょう」のスタンス。
平仮名や現代文にも思い入れが強く、現代の感覚で日常的な言語を書作に昇華するのが上手い。今作『可愛げ』も愛情に溢れた線ながら構図はやはり挑戦的だった。

頭脳明晰で最近は書壇のあれこれを一挙に担う渡瀬だが、忙しい日々の中で作品『順』を送ってくれた。
撰文も作者の今をえがくということか。こうして作品で書の熱を伝えてくれるのは私達にとっても大変嬉しい。

さて、自作は『開』
いつもは「直性を主体として曲性を織り交ぜる」というプロセスが多いが今回はこのロジックを逆転。
「ほとんどが曲で、ほんの少しの直」で制作しようと試みた。始筆から後半まで緩やかに楽に筆を遊ばせて、最終画だけピシャリと。左右の余白についてはみんなから良いヒントをいただいた。

今回の研究会も意見や議論が充実し
「多角的な視点」や「書作プロセスの深掘り」
「書作欲の充電」ができたように感じている。

それぞれメンバー一人ひとりが
日頃から書や芸術について深く考え
血の滲むような努力を積み重ねているからこそ
短時間であってもほんの少しの言葉でも
共有や共感、そして
深い学びや高いレベルでの議論が
出来ているように思う

さて次のテーマは
『静と動』

それぞれがこのテーマについて
どれだけ深く掘り下げ
どのように書作に発展させるのか。

作品本位の真っ向勝負。

また今から楽しみで仕方ない

そろそろ会の名前も決まるかな

#書の研究会
#浅草橋書道教室
#独立書人団
#独立書展
毎日書道会

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77 いいね! ('26/03/06 16:33 時点)