自民・都ファ・維新でない選択肢に
北区─せいの恵子都議候補の発言

若者の夢奪う社会 変える役割担う
東京都知事選挙と同日投票の東京都議補選。北区で日本共産党から立候補予定の、せいの恵子氏の全都党と後援会の決起集会(21日)での発言を紹介します。

 都議補選に自民、都民ファ、維新の3人が立候補予定です。それでは選択肢がない、共産党から候補者を出してほしいと多くの区民の方からの声をいただきました。立候補表明の翌日には、歓迎と激励の声をいただきました。勝ち抜くと決意を固めています。

 北区議2期5年の間に、二つの大きな実績をあげることができました。一つは(家事や家族の世話などを日常的に行っている)ヤングケアラー支援です。自分の時間や勉強時間がない、友達と遊べない子どもたちの声を、初めて議会に届け、実態調査と対策を求めました。その後、区は実態把握に乗り出しました。二つ目は学校や区庁舎での生理用品の無料配布です。コロナ過の下、経済的理由などで生理用品が入手できない生理の貧困が社会問題になりました。この問題も私が議会で初めて取り上げ、繰り返し要望し、実現することができました。

 私は、区議会の中でなかなか目のむけられることのない課題に光を当て、率先して提案してきたという自負があります。

 都議会ではまずは蓮舫さんと共に、若者支援の拡充に力を入れていきたいと思います。
 私には2人の娘がいます。娘たちの話を聞くと、まわりの友達は奨学金を借りている子が大半で、生活は苦しいこと。将来に夢や希望がもてず、30歳になるまでには死んでしまいたい、若い今だからお金を稼げると、自分の性を売る女の子が当たり前にいることなどを聞かされ、胸が苦しくなります。こんなことを考えてしまう社会はおかしいのではないでしょうか?

 区議経験から、区の政策は、国や都の補助金の有無で大きく変わることもあることがわかりました。ならば、私は都政と区政のパイプ役として、今度は立場を変え、東京都と北区を変える役割を担わせていただきたいと思います。多様な生き方をサポートする社会へと皆さんと、ご一緒に政治を変えていきましょう。

(「しんぶん赤旗」2024年6月25日付より)

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