
【略歴】
・昭和57年生まれ 長野県上田市出身
・大学を卒業後、大手人材派遣会社に就職。
主に営業兼人材コーディネーターとして新規エリアの開拓を行う。
・29歳、社会保険労務士事務所へ転職
・32歳、社会保険労務士試験合格
【趣味】
子育て・ゴルフ
創業の経緯を教えてください
大学卒業後、人材派遣会社の営業として社会人をスタートしました。
飛び込み営業は非常に大変でしたが、「人と人をつなぐ」仕事のやりがいを強く感じました。この経験がいまのフットワークの軽さにつながっていると感じています。
2009年のリーマンショックと製造派遣の規制強化で業界は大きく揺れ、一度立ち止まり将来を見つめ直した結果「働く人の暮らしを支える専門家になりたい」と思い、社会保険労務士を志しました。
資格取得前から社労士事務所にて業務を学び、資格取得後は上場企業の労務に関しても担当致しました。様々な経験をする中で、労務の「手続き屋」ではなく、経営の隣で支えることの出来る社労士として独立したいと思い、2023年12月に独立・開業しました。
事務所の特徴を教えてください
相談のしやすさとフットワークの軽さが事務所の特徴であると感じています。
営業時代に培った“動く力”が私の原点ですので、困っている時ほどすぐに動き、現場に足を運んで一緒に解決策を考えます。
現在のクライアントとしては、社員10〜20名ほどの企業が多くいらっしゃいます。採用・入退社手続き・有給休暇の運用・初期の就業規則づくりなど“会社の土台”を整える伴走を行っております。
また、クライアントからの依頼に対する手続きを行うだけではなく、私自身から最新の助成金の活用方法などもご案内するよう心掛けています。

仕事をするうえで大切にされていることを教えてください
「誠実であること」を一番に大切にしています。
社労士の仕事は、会社の経営と社員の生活に直結します。だからこそ、相手の立場に立って分かりやすく、そして迅速に対応することを心がけています。
実際に社労士に対する不満として、相談でよく耳にするのは、
- 事務的な返答だけで相談が深まらない
- イレギュラーな相談に対応してくれない
- 会いに来てくれない/連絡が取りづらい
といった“コミュニケーション不足”です。
私は営業出身としての傾聴力とフットワークで、「いつでも安心して相談できる存在」であることを大切にしています。

どのようなときに相談したらいいですか?
小さな違和感や“もやもや”の段階でご相談いただくのが一番です。
- 採用・入退社の手続き
- 有給休暇や残業のルールづくり
- 退職トラブルを未然に防ぐ方法
- 就業規則や評価制度の整備
- 採用コスト削減や助成金の活用
「こんなこと聞いていいのかな?」というレベルで大丈夫です。 “困りそう”の段階でご連絡いただければ、スムーズに解決へ導けます。
今後、どのようなことを目指していますか?
私が目指すのは、「困ったらまず伊藤に聞けば安心」と思っていただける存在になることです。
就業規則や評価制度などの仕組みづくりを強化し、トラブルを未然に防げる体制を広げていきたいと考えています。また、弁護士や税理士など他の専門家とも連携し、企業の成長に合わせたワンストップ支援を実現していきます。
「人の役に立ちたい」という想いを軸に、誠実さと優しさを忘れず、一社一社に寄り添い続けます。
インタビュー後記
営業時代の飛び込み経験がいまの仕事の原点になっているという点、とても印象に残りました。
また、「誠実であること」を大切にし、相談のしやすさを何より重視されている姿勢からは、人柄の温かさが伝わってきました。単なる手続きにとどまらず、助成金の提案や制度づくりの支援まで行う姿勢は、まさに“経営の隣に立つ専門家”という表現がふさわしいと感じます。
「困ったらまず伊藤に聞けば安心」という存在を目指す伊藤さん。これからも、多くの経営者や社員にとって心強いパートナーであり続けることでしょう。困られたことがあった際は、是非一度相談してみてはいかがでしょうか?
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