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ホストの売り掛けが払えなくて金銭消費貸借契約書というものを書かされました。
(1年前の記事です) 掲載日:2024/01/31
ホストの売り掛けが払えなくて、金銭消費貸借契約書というものを書かされました。
月末までに30万払うという契約書に署名させられたのですが、約束の期日までに支払えそうにありません。支払えなかったらどうなるのでしょうか?今勤務している会社に借金取りが取り立てに来るのでしょうか?不安です。助けてください。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。

前提として、売掛金というシステム自体は、現状違法ではございません。
そのため、売掛金成立の過程に違法な点が無い限り、30万円の返還義務は生じ得ます。
その上で、支払期日を過ぎてしまった場合、一概には言えませんが、ホストによっては自宅や職場に押しかけるケースがございます。あるいは、そのような行為に及ぶと脅してくることもございます。
実際に自宅や職場に押しかけてきてしまった場合には、警察へ通報することでその場を凌ぎましょう。
他方で、返済義務自体は残ってしまいますので、弁護士等に相談の上、減額・分割交渉し、売掛金を整理する必要があるかと存じます。ただし、そもそも売掛金自体が根拠を欠く不当な請求のケースには、ホスト側に根拠の提示を求め、根拠を出せないのであれば、不当な請求として支払拒絶する場合もございます。
いずれにせよホスト売掛金を巡るトラブルは、お一人で解決することが困難なことが多いため、お困りのようでしたら弊所までお気兼ねなくご相談ください。
ご質問を多く頂いています。回答には時間がかかる場合があります。