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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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みなさま一年間お疲れ様でした!

今日が「仕事納め」という人も多いです。

2021年はみなさん、どんな年でしたか。

当コラムも年内最後となりました。

ご愛読くださりありがとうございます。

 

 

今年最後の一粒万倍は経営者のことば・名言から

少し考えてみます。

 

 

1.リスクについてどう考えるか

   

「リスクを冒してリスクを減らす」(某社のポリシー)

「リスクがないのがリスクになる」(某有名経営者)

「バクチのできぬ男に勝利なし」(黒田官兵衛)

 

いまはみんなリスクを取らなくなった時代かも

しれませんね。

 

 

2.次、どうする?

 

「最高作品は?」「ネクストワン」(チャップリン)

「いいものできはったなーさあ今日からこの製品が

売れんようになる新製品をすぐにつくってや」

   (松下幸之助)

 「業界リーダーになるには、次々と新機種を出し

自社製品を自ら時代遅れにすることだ」

   (ヒューレット・パッカード  プラット元会長)


イノベーションとは永遠に満足のできないもの、

常に「次」が出現することなのかも。

 

 

3.有給休暇

 

「死んだらゆっくり有給休暇がとれる」

(スズキ  鈴木会長)

「一息つきたいと思ったら日産をやめれば

ゆっくり休める」

(カルロスゴーン)

 


ゴーンさん、はからずも永い休暇中ですが(笑)

 

4.佳人薄命

 

「彼はなにもつくらなかったのにすべてをつくった」

   ジョンスカリーがジョブズを評して

名刺上、私は社長です。頭の中ではゲーム

開発者です。でも、心はゲーマーです。」

(任天堂元社長  岩田  聡)

 

神様の次は、仏様しかない?

天才はやはり早逝なのか?

 

 

どうぞみなさま良いお年をお迎えください。

 

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp