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(2年前の記事です) 掲載日:2022/09/21

私には25年前に行方不明になった兄がいます。

父に体調も思わしくなく、今後を考えると相続の問題も出てくるのもそう遠くはないと思っています。

彼を探すとなると私立探偵に依頼するしかないのでしょうか?

公的に探してもらえることってあるのでしょうか?

※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。

新宿区民ミカタお答えします
笠井 慎一
新宿区民ミカタお答えします
笠井行政書士事務所 行政書士
笠井 慎一

みなさんこんにちは。相続手続き手続きを専門にしている、行政書士の笠井がご回答させて頂きます。

お兄様が行方不明とのことで、さぞご心配かと存じます。実は、今回のような同様のご相談は少なくありません。

私がお手伝いをしてきた中でも、相続人様の中に居所や連絡先が分からない方がいることはよくあります。

では、このような場合はどうすればよいのでしょうか?

このような場合、先ずはお兄様の戸籍を集め、現在の戸籍(全部事項証明)を取得します。次に、この本籍地から「附票」というものを取得すると、その方の住所が分かる仕組みとなっています。

本来、「本籍」とは、「長男」「夫」「妻」など身分関係を証明するものです。対して「住民票」は住んでいる場所、すなわち「居所」を表示しており、「戸籍」と「住民票」は交わることはありません。そこで、この2つを繋ぐものが先ほどの「附票」というわけです。

この附票を取得すると、お兄様のお住まいを知ることができます。しかし、当然ながら電話番号までは分からないので、調べた住所へお手紙を出して連絡を取るという形で進めてはいかがでしょうか。

また、残念ながら、最終的に居所が不明というケースも稀にあります。状況によっては警察に探してもらったり、失踪宣告をしたりと、少し複雑な場合もありますが、そのような場合でも弊所ではご相談をさせて頂きながら様々な方法で進めます。

このように戸籍収集については状況により弊所でもお手伝いが可能です。また、分かり難いことやデリケートな部分が含まれてくる作業となりますので、このような案件のご相談は遠慮なく経験豊富な弊所へご相談ください。

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ご質問を多く頂いています。回答には時間がかかる場合があります。

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