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離婚・男女問題
離婚時の慰謝料について
東京都千代田区在住M様
掲載日:2025/01/01
主人の不貞行為が発覚して離婚を考えています。
浮気に気付いた頃、ネットで弁護士を探し無料相談しましたが、慰謝料が100万〜200万という人がいたり、300万〜400万という人もいました。
慰謝料の額で離婚を考えるわけでは有りませんが、何故この様なバラつきがあるのでしょうか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
新宿区民のミカタがお答えします

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法律事務所フォワード
弁護士・カウンセラー
保坂 康介
私がお答えします。
慰謝料の額というのは、不貞行為が行われた期間、不貞行為の頻度、不貞によって子が生まれたかどうか、離婚に至ったかどうか、不貞をされた配偶者に対する不誠実度合い、請求する相手が配偶者本人なのか第三者なのか等によって、被害者の精神的苦痛の度合いが異なってきます。
慰謝料というのは不貞をされたことによって負った精神的苦痛を償うためのものなので、その苦痛の度合いによって変わってきます。
同じケースで弁護士の見解が変わるのは、どの事情に焦点を当てているのかが違うからだと思われます。
ただ最近は300〜400万円が認められるのはとても少ないです。
だいたい100〜150万円で決まることが多いです。
200万円のケースもなくはないですが、それほど多くはないように見受けられます。