第76回 東洋美術学校 卒業制作展、メインビジュアルのコンセプトについて解説します。

【同心円のデザイン】
今回のデザインには卒業制作展を通して卒業していく生徒の皆様が社会に波紋を広げていってほしいという願いを込めて東洋美術学校の「T」、「O」、「B」、「I」から波紋が広がっている形を「同心円」を使ったモチーフで表現しています。

【デザインの共有について】
また、今回のもう一つのテーマが「デザインの共有」です。
デジタル庁が提供しているデザインシステムのように様々な人がデザインを出来るようにグリッドシステムや文字サイズ、カラーリングなどを設定しました。
その設定した数値は全て今回の第76回 東洋美術学校卒業制作展や東洋美術学校に関わる数値を使っております。

このデザインシステムを皆様に実際に共有し、デザインが出来るようにしました。
下記URL先から今回のDMデザインのシステム用のAdobe Illustratorデータをダウンロード出来ます。

1.グリッドシステムについて
今回のグリッドシステムに関しては東洋美術学校が設置している10学科(うち、昼間部7学科)、6専攻、3コースを数値として使っています。

2.書体について
使用している書体はIllustrator、Photoshop、また今後Web展開する際にFigmaなどのツールでも共有出来る書体、どのような環境でも表示が出来る書体という事で「源ノ角ゴシックJP(Adobe表記)」「Noto sans JP(google font表記)」を使っております。
こちらの書体自体のコンセプトが“あらゆる言語に対応する”で、また英語表記、日本語表記にも対応し誰でも無料で使用できるフォントということで、今回の「デザインの共有」という部分に最も適したフォントだと考え、使用することになりました。Adobeを持っている方は全員使えますし、Figmaにもデフォルトで入っているので、どんな環境でも同じ表示が出来るフォントとなっています。

3.書体サイズについて
書体サイズも全て学校に関わる数値としました。
例えば今回76回目の卒業制作展ということで、76pt、東美の創立記念日である5月1日を使った51pt、東美の住所である2丁目6番地を使った26ptといったように全て学校に関わる数値となっております。

4.使用色について
今回はCMYKの数値をベースにカラーを作成しております。
そして、CMYKの数値に関しては全て76回目という事で76%を活用しております。
そこに白と黒を追加したカラーの中から使用しております。
DMで使用した色以外の色もありますので、よろしければ活用してもらえればと思います。

以上が現状のデザインシステムとなっております。まだまだ細かい部分で気になる点などもあるかもしれませんが、今後随時アップデートしていく予定となります。その過程も是非楽しんでもらえればと思います。

【印刷というDMデザインならではの仕掛けに関して】
DMに関しては印刷という実際に触れられるメディアであるからこその仕掛けも追加しております。
それがグリッドシステムをUV厚盛にして触れられるようにしたというものです。
通常グリッドシステムはデザインのガイドとして使われるので、印刷として表に出ることはありません。ただ、今回は上記で説明したようにグリッドシステム自体にも意味をこめているので、それがわかるように仕掛けてみました。
とはいえ、印刷の「線」として表現をするとどうしてもデザインと喧嘩をしてしまう可能性があるため、透明でありながらも触れることで感じることが出来るUV厚盛を使いました。
是非実際に手に取ってみてもらえれば幸いです。

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26 いいね! ('24/11/06 22:01 時点)