
新宿サザンクリニック 副院長を務める山本万友美さん。一般内科、皮膚科、アレルギー科、性感染症内科、生活習慣病など幅広い診療を行う同クリニックで、患者に寄り添った医療を大切にしている。幼い頃に身近な人を病気で亡くした経験をきっかけに医師の道を志し、医学部へ進学。大学卒業後は糖尿病をはじめとする生活習慣病の診療に携わり、患者の生活に寄り添いながら長く支える医療に魅力を感じてきた。現在は新宿サザンクリニックの副院長として、忙しい人でも通いやすい医療体制のもと、地域や働く人々の健康を支えている。
今の仕事を始めたきっかけを教えてください
私が医師を志したきっかけは、幼い頃の出来事でした。小学生の頃、叔父が胃がんを患い、若くして亡くなったことがあったんです。とても親しくしていた方でしたので、当時の私は大きなショックを受けましたし、家族が悲しむ姿も初めて目の当たりにしました。そのとき父から「医師というのは命に関わる大切な仕事なんだよ」と聞いたことが、今でも印象に残っています。
それまでは病院という場所もあまり身近ではありませんでしたが、その経験を通して、病気と向き合う仕事に関心を持つようになりました。人の命や健康に関わる仕事に携わることができたら、どんなに素敵だろうと思ったことが、医師を目指す原点になっています。

クリニックに関わるまでの経緯を教えてください
医師として研修を重ねる中で、さまざまな診療科を経験しました。どの分野にも魅力はありましたが、最終的に心惹かれたのが生活習慣病の診療でした。特に糖尿病は、外科のように手術で治すというよりも、患者さんの生活に寄り添いながら長い時間をかけて状態を改善していく分野です。食事や運動、日々の生活習慣が大きく関わる病気ですので、医師と患者さんが一緒に取り組んでいく関係になります。私はもともと人と話すことが好きで、患者さんの人生に伴走するような関わり方に魅力を感じました。
その後、ご縁があって新宿サザンクリニックと出会いました。自分のキャリアを改めて見つめ直していた時期でもあり、「患者さんのニーズに寄り添う医療」という考え方に共感し、現在のクリニックで働くことを決めました。
クリニックの特徴を教えてください
当院の大きな特徴は、忙しい方でも通いやすい診療体制を整えていることです。夜は21時まで診療を行い、土日も診療していますので、お仕事帰りや休日に受診される方も多くいらっしゃいます。また、院内で検査から処方まで完結できる点も特徴の一つです。例えば糖尿病の診療では、血糖値やヘモグロビンA1cといった検査をその場で行い、10分ほどで結果を確認することができます。結果がすぐに分かることで、患者さん自身が生活習慣を振り返りやすくなり、次の行動につながるのです。
新宿という場所柄、忙しく働く方が多くいらっしゃいます。そうした方々が無理なく医療を受けられるよう、患者さんの生活に合わせたクリニックでありたいと考えています。
患者さん一人ひとりの生活に寄り添い続ける

お仕事で大切にしていることを教えてください
私が大切にしているのは、患者さんの生活に寄り添う姿勢です。生活習慣病は、一度の治療で終わるものではなく、長く付き合っていく病気です。だからこそ、患者さん自身が無理なく続けられる方法を一緒に考えることが重要だと思っています。医師が一方的に指示をするのではなく、患者さんと会話を重ねながら、その方の生活スタイルに合った治療を見つけていく。その関係性がとても大切です。
病気が重くなってから治療するのではなく、早い段階でサポートすることで防げることも多くあります。予防の視点を持ちながら、患者さんと二人三脚で健康を守っていく医療を心がけています。
この仕事のどんなところが好きですか?
患者さんと長く関わりながら、一緒に変化を喜べるところがこの仕事の魅力だと思っています。例えば、生活習慣を少し見直したことで検査結果が改善したり、体調が良くなったと喜んでいただけたりする瞬間があります。そうした変化を患者さんと一緒に感じられることは、とてもやりがいがあります。
生活習慣病の診療は、よく「マラソンのコーチのような役割」と例えられます。走るのは患者さんご自身ですが、医師はその伴走者としてサポートする存在です。その関係性の中で信頼が生まれ、患者さんの生活が少しずつ良い方向へ変わっていく様子を見ることができるのは、とても嬉しいことですね。

今後やりたいこと等、展望を教えてください
これからも、忙しい方でも無理なく通える医療環境を大切にしていきたいと思っています。仕事や家庭に追われていると、どうしても受診を後回しにしてしまう方も多いものです。しかし、生活習慣病は継続して診療を受けることがとても重要です。だからこそ、通いやすい環境を整え、患者さんが途中で治療を中断してしまわないよう支えていくことが大切だと考えています。
新宿という多くの人が集まる場所で、働く方や地域の方々が安心して相談できるクリニックとして、これからも医療を届けていきたいと思っています。
成功哲学を教えてください
医療において大切なのは、患者さんの立場に立って考えることだと思っています。医療の質はもちろんですが、それと同じくらい「通いやすさ」や「相談しやすさ」も重要です。忙しいから通えない、時間が合わないという理由で治療が中断されてしまうのは、とてももったいないことです。患者さんの生活に医療を合わせていくことも、医療の役割の一つだと感じています。
患者さん一人ひとりの背景や生活を理解しながら、寄り添い続けること。その積み重ねが信頼につながり、より良い医療につながっていくのだと思います。
インタビュー後記
「患者さんの生活に寄り添う医療を届けたい」。山本先生のお話を伺いながら、その言葉の意味を強く感じました。夜21時までの診療や土日の対応、検査結果がその場で分かる体制など、忙しい方でも通いやすい工夫が随所に見られます。そこには、治療を途中で諦めてしまう人を少しでも減らしたいという思いが込められているのだと感じました。
穏やかな語り口の中に、「患者さんと一緒に歩んでいく」という医師としての姿勢がとても印象的でした。新宿という多くの人が行き交う街で、働く方々や地域の方々の健康を支える存在として、これからも多くの患者さんに寄り添い続けていかれることと思います。
お問い合わせ
新宿サザンクリニック
〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-18-5 甲新ビル6階
TEL:03-6304-5767
HP:https://shinjyuku-clinic.jp/
*お問い合わせの際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。
