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慢性的な疲れが中々取れない30代女性です。
(2年前の記事です) 掲載日:2022/11/02
疲れの原因は明らかに新しい部署に異動して人間関係に悩みを抱えている事もあり、新しい仕事に慣れてないせいなのか、私の能力不足なのかそれともA型で神経質な事もあり人の目を気にしすぎる性格だからなのか分かりませんが、慢性的な疲れが中々取れない今日この頃です。
だからしっかり寝ているはずなのに朝から眠たいです。これって良くないですよね。
私は神経が昂っていて日頃の睡眠で脳が休まっていない状態なのでしょうか?今は自己改善しようとまずは食生活を見直そうと思い勉強中です。疲れが取れないと感じた時に積極的に摂った方が良い食品などをなるべく摂取しようと努力しています。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。

日本人の特徴は神経を研ぎ澄まして、自分を傷つけてしまうこと。
だから「気にしすぎない」が正解!かもしれませんがそうもいきませんよね。
環境が変わると、身体の環境も大きく変わっていきます。
その中で、よく耳にするのは「胃がキリキリする」「腹痛が起こる」「疲れがいつもより酷い」などがありますね。
人間の身体はとても環境に左右されるからこそ環境の変化=身体の変化が起きます。
その中で、改善したい!という気持ちはよく分かりますが、まずは身体ではどんなことが起こるのだろうか??そこを見ていきましょう。
身体を支配しているものは、脳です。脳からの指示によって身体の様々な内臓は働き始めます。ストレスを感じると、脳から指示を受けストレス緩和に働きます。
ストレスも身体の内側にとっては大きな怪我なのです。その指示により、身体は硬直し、呼吸は浅くなり、血圧は上昇します。
その代わりに、胃腸系の働きはストップします。その働きにより、ストレスによる胃腸の問題が起こります。
そして、慢性的にこの症状が続くと、胃腸が硬くなり、元の位置に止まることができなくなり腸の硬直による腹痛、指示疲れによるストレス性肝炎、神経調整不具合による自律神経の乱れが起こってしまいます。
だから、身体は常に正常に戻そうと働き続けます。それが慢性的な疲れの原因となり、慢性的な睡魔との闘いの毎日となります。
大事なことは!
①働きの悪くなった臓器の機能をあげること
②食生活の見直し
③日常の行動の見直し
④脳の指令をちゃんと取捨選択できる臓器にする
が重要となってきます。
ご質問を多く頂いています。回答には時間がかかる場合があります。