【道床交換工事(もも太郎・埋め太郎)part4】
これまで道床交換の様子を投稿してきましたが、今回で最後の投稿になります💪💪
第三弾では、軌陸型道床掘削作業機「もも太郎」を使い、ベルコン付きのモーターカーを通じて砕石🪨を掘削し、道床交換を行いました⛑🦺
今回の第四弾では、隣接線から砕石散布用モーターカー(京急の社内では「埋め太郎」と呼んでいます)のベルコンを伸ばし、新しい砕石🪨の散布、均す作業とタイタンパーで搗き固めを行う作業の様子を紹介します♪♪

もも太郎で道床交換を行ったところで掘削深さ(道床厚)の計測を行います。
当社の職員が測量用スタッフとピンポールを使用し、掘削出来形が所定の掘削量と排水勾配を確保しているかを計測します👷📏
掘削深さが問題ないことを確認できたところで、隣接線で待機していた埋め太郎からベルコンを伸ばし、新しい砕石🪨を散布していきます!!

新しい砕石を道床交換した場所に満遍なく卸すため、埋め太郎から伸ばしたベルコンを京急電鉄の職員2名👷‍♂️👷‍♂️で作業を担当します。
京急電鉄の職員の1名👷‍♂️が外付けのコントロールデバイスを使い、散布する砕石量、ベルコンを動かす速さ、ベルコンの先端についている砕石を受けるシュートの角度それぞれを調整し、もう1名の京急電鉄の職員👷‍♂️が協力してベルコンを人力で動かし、新しい砕石🪨を散布していきます。
他にもコントロールデバイスを持つ京急電鉄の職員👷‍♂️が無線を使って埋め太郎の運転手と適宜連絡を取るのですが、この一連の作業は職員同士が息を合わせて連携しなければできないまさに熟練者だからこそ成せる「技」となっています!!
新しい砕石🪨を散布し終えたら協力会社の職員が👷‍♂️が均し作業と合わせて、タイタンパーで搗き固めを行います。

道床交換後は、線路🛤の軌道状態の測定をします👷📏
デジタル標準ゲージ棒を使い、軌間・水準の仕上がり状態と「糸張り」と呼ばれる検測方法で3人1組となり、糸を持った2人がレールに測定用コマをあて、コマに糸を引っかけて糸を張り、もう1人が中央で糸とレールとの離れを測定🔎し、線路の凸凹と曲線の仕上がりを確認します。
測定数値に不具合があった場合は、ミリ単位で整正を行います。
並行して、道床肩にある砕石を盛った余盛を転圧機(プレートコンパクター)で締め固めを行います。
余盛とは、直線や曲線に限らず、電車🚃の上り線脇と下り線脇と中央それぞれにある砕石🪨の山のことで、まくら木と道床間の抵抗力(「道床横抵抗力」といいます)を高めるに盛って作ります。
最後は跡確認を行って今回の作業は完了です♪♪

全4回を通して道床交換を投稿させていただきましたが、これだけ多くの線路を守る重機が登場し、特に最後のもも太郎を使った道床交換、埋め太郎で新しい砕石を散布する熟練された技には、ふるえるほど壮観な作業光景でした!!
鉄道工事に従事することでしか見ることができない貴重な光景ですね♪♪
撮影者にとって一生忘れられない思い出になりました✨✨

【注意】
投稿写真は京浜急行電鉄㈱の承諾により撮影をおこなっております。第三者の敷地内への立入りは固くお断りいたします。

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103 いいね! ('24/04/07 10:00 時点)