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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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今日は文化の日。仕事がお休みの方も

多いかもしれません。

そんな休日に採用にまつわる小話をいくつか。


どちらのサイドに立つかで天国と地獄。

ANAはいま2,000人の地上職の出向

先を探しています。

優秀な接客業務の担い手が欲しかった某社の

トップは即断即決ですぐに受け入れ決定。

昨年の今ごろ、ANAは絶好調でした。

まさか1年後にこうなるとは。

採用もいま、

どちらのサイドに立つかで大違い。

大チャンスが到来していることに

気がつかないで採用自粛なんて

眠たい企業も少なくない。

あーもったいない。


粗利が高い企業は採用も強い

売上がいくら高くとも、粗利が低い企業は

採用まで手が回りません。

よく経営は「ヒト  モノ  カネ」

といいますが現実は逆。

カネがあってモノ(ICTやDX)に

投資できないと、

ヒトが集まる環境を創れません。

リモートワークもシステムやセキュリティと

密接に関係しますからね。

例えばコンビニよりもドラッグストアの方に

勢いがあるのはクスリ、

化粧品の粗利が高いから。

食品、日用雑貨を客寄せパンダにできる。

コロナでさらに追い風。

粗利はやはり商売のキモであると同時に

採用のキモでもあります。


IT化は専門性をコモディティ化する

採用ビジネスもIT化して

誰でもできるようになり(コモディティ化)、

専門性がそれほど必要なくなった。

これからの採用事業は業界や職種や

採用プロセスを特化させてもあんまり

差別化できないのでは?

個人的にはマルチジョブ化と軽武装が答え。

採用に関することなら「何でもやれる人」

小規模でやる、

のが一番強いんじゃあないかな、と。



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp