まちの仕事人インタビュー
地元密着!武蔵小山周辺を護る弁護士
武蔵小山法律事務所 弁護士 品川区議会議員 松本 常広 (まつもと ときひろ) さん インタビュー

1981年、山口県生まれ。一般企業で働いていたときに、法的問題を抱えたことがきっかけで弁護士を目指す。弁護士が都内の一部に集中していることに疑問を持ち、自分なりに商圏を分析。武蔵小山に拠点を構えることを決意し、2014年に『武蔵小山法律事務所』を開業。著書に「“地域密着型”モデルで勝ち抜く実践!法律事務所経営マニュアル(ぎょうせい)」。現在、品川区議会議員として2期目を勤める。

日常的に弁護士へ相談できる環境をつくりたい

この仕事を始められたきっかけを教えてください。

大学卒業後、民間企業に勤めていたときに、私自身がハラスメントによる労働問題を抱えました。自分で解決するすべがなく、結局は仕事を辞めてしまったのですが「弁護士がいたら、解決できただろうなぁ」と思うように。そこから、一般の人から見て弁護士が、遠い存在であることに気づきました。そうなってしまう理由は3点あると分析しています。一つ目が“心理的なハードル”。普段から、弁護士と話す機会がある人はあまり多くないでしょう。そのため「こんなこと相談して大丈夫かな…?」という不安はよく耳にします。二つ目が“距離的なハードル”。実は都内にいる多くの弁護士の事務所は、山手線沿線や山手線の内側に集中しています。裁判所のある霞が関へアクセスしやすいという理由だと思いますが、弁護士の少ない地域に住む人にとっては、相談するための移動距離が長くなるため、それだけ負担がかかります。三つ目が“お金のハードル”。一般的には「弁護士に相談するといくらかかるんだろう・・・?」と、相談する前からお金の心配をされがちです。そのうち、まずは「距離的なハードルをなくしたい!」と考え、地域密着型モデルの弁護士事務所を開設することを目指しました。無事に司法試験に合格し、弁護士登録が完了した2011年からは、実戦経験を積むために法律事務所で勤務をスタート。ご縁あって国会議員の政策秘書を務めた後、2014年に『武蔵小山法律事務所』を開設しました。

仕事の特徴はどのような点にありますか?

『離婚』『相続』『不動産』に関するお悩みが、ご相談の約7割を占めています。専門分野に特化した方がビジネスとしては良いのですが、地域密着で地元の人の悩みを解決するという志を持った以上、少し効率は悪くても、さまざまなご相談を受けられるような窓口でありたいと考えています。ちなみに『不動産』の絡む『相続』は、ここ数年、武蔵小山周辺で相談が増えていますね。土地の値段が上がっていることで「過去の対策に見直しが必要となった」「相続財産が思いのほか高額になりそうで、残された遺族が揉めないように考え始めたい」という人からの相談も増えています。また、現在は品川区議会議員としても活動しています。これは、元々政治に興味があったことと、ご相談の内容の中には、法律ではなく行政の支援により解決に近づけるものも多いことに気づき、そこへ飛び込んでみようと考えたことがきっかけですね。実は地方自治体の取り組みには、個人の救済につながるものが多いです。法律相談として聞いていた話の中身が、政治相談だったり、逆に政治相談として聞いていた話の中身が、実は法律相談だったりということもあります。このようにミクロとマクロの視点を行き来しつつ、相談に乗ることができることが特徴です。


弁護士と政治家の視点で俯瞰的に相談に乗る

どんなお客さまが多いですか?

7~8割のお客さまは、武蔵小山周辺にお住まいです。以前、90歳を超える方から、電話で「電話帳を見ていたら近所に法律事務所を見つけた!」「ここに法律事務所があってよかった!」とご連絡をいただき、依頼を受けることがありました。地域のみなさんのお役に立ちたいという想いでスタートしたことが報われたと感じた瞬間でしたね。ご相談は高校生から90歳までと幅広いです。若い方であれば「いじめ」や「望まない妊娠の損害賠償」などの相談がありました。現在は近隣の法人10社ほどの顧問も行っています。

仕事をするうえで心掛けていることを教えてください。

とにかく“難しい言葉を使わない”ことを心掛けています。そもそも法律の言葉は難しく、そのまま伝えてしまうと、一般の方は理解しにくいものが多いです。特に私は法学部出身でもないため、難しい言葉には抵抗があり、なるべく柔らかい言葉遣いをするようにしています。屋号に地名である“武蔵小山”を入れているため、今後もこのエリアを離れることはありません。これからも、武蔵小山とその周辺を護る法律事務所として成長し、未来を担う若い弁護士を雇用できる体制になれるよう頑張ります。近隣にお住まいのみなさま。困ったことがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。


インタビュー後記

都心の一部の地域に弁護士が集中している現在において、地元で気軽に相談できる弁護士がいることは、とても心強い。しかも、区議会議員でもあり、地方自治体や行政の取り組みに明るいということであればなおさらだ。松本さんと、武蔵小山の人たちの未来は、常に明るく広がっている。

お問い合わせ

名前:武蔵小山法律事務所

住所:東京都品川区小山台1-21-12  1F

電話:03-6426-1665

メール:info@musakolaw.com

公式HP:https://musakolaw.com

*ご相談の際は、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝えください。