東京都議会自民党の裏金問題を受けて設置された「都議会政治倫理条例検討委員会」
政治倫理に関わる問題について、都議会として法的根拠と拘束力をもって適切に対応できる条例制定に向けて、大会派から選ばれた委員で検討が進められてきましたが、本日の委員会では無所属会派の議員が参加をする機会があり、私も意見表明をしてまいりました。

今回の委員会設立は、都議会自民党が2019年、22年の政治資金パーティーで都議1人に対し与えられた販売ノルマを超過した分の収入について中抜きし、政治資金収支報告書に記載しなかったという裏金問題が発端。
条例検討にあたり裏金問題の真相解明が必要として参考人招致等も行われておりますが、私からは特に昨年まで民間企業で働いていたという立場から以下のような意見を述べました。(詳細はブログをご覧くださいrika-shinohara.com/blog/bsgb-B-y)

・裏金問題の真相解明については、議員同士ではなく、専門職で構成される第三者委員会で行っていくべきもの
・企業や団体で不祥事が起こった際には、外部の専門家に委嘱して問題の解明や事実関係の明確化をすることが一般的なステップ。議員同士で行うと、政争の道具になってしまい問題が矮小化されることを危惧
・都民の皆様より私に寄せられるご意見の多くは、真相解明については専門家に任せ、議員にはもっと都政を前に進めていくための政策についての議論等に時間を使ってほしい、という内容が多数
・今後の再発防止についても外部監査のように、専門家が定期的にチェックをする常設の体制を作るべき
・デジタル・AI技術の活用により、自動で「裏金」や「不適切な支出」を見つけ出すプログラムを導入するなどして、抜け道がなく、主観性を排除できる体制を作ることも重要
・これを機に全国の自治体、さらには国に先駆けたモデルとなるような、透明性を高める不断の取組が重要

昨年7月の当選以降都議会議員として活動するなかで、政治が民間の感覚とかけ離れていると感じることがたくさんありました。
引き続き、民間の当たり前を都政に!生活者目線を大切に進めてまいります。

#しのはらりか
#東京都議会議員 #品川区 #無所属
#東京品川からやさしい未来を

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29 いいね! ('25/05/10 02:00 時点)