今朝は大崎駅、そして大崎広小路駅からスタート🎤
今日も多くの皆様からお声がけをいただき、様々なお話もいただき大変有意義な時間でした。ありがとうございます。

午後は社会福祉法人さくら会と株式会社マザアスが連携する西五反田高齢者複合施設に見学に伺いました。
ケアハウス制度を活用しており、元気なうちから入居し介護が必要になっても住み続けられる住まいと、介護が必要なニーズに答える介護施設が複合しており、高齢期を過ごす方々にとって安心の場所となっています。
そのほか在宅介護サービスもあり、デイサービスに通われている皆さんもいらっしゃいます。
デジタル技術も活用し、転倒のような動きがあった場合に自動で検知して知らせるカメラ等も備え付けられいるなど安全安心に過ごせる工夫がさまざま。
また外国人介護人材も多く働かれており、5か国19名の方がいらっしゃるそう。
見学に伺った際も、介護福祉士の資格を取得するための勉強会をされていたり、笑顔で一生懸命に働かれていたりと熱心なご様子が伺えました。
入居者さんやそのご家族からも、熱心にそしてやさしくお仕事される実習生の皆さんは評判が良いそうで、しだいに増えていっているとのことです。
これから介護が必要な人が増えていく一方で介護人材の不足が叫ばれるなか、外国人介護人材の力を発揮していただくことも非常に重要だと思います。

最近では訪問介護の利用者さんに対し、身体的な介助だけでなく精神疾患をお持ちのために関わり方について学ぶ必要が増しているというお話や、居宅介護支援事業所のケアマネ不足についても伺いました。
これまでは身体介護や夜勤がある介護職員の仕事は年齢を重ねると続けることが大変になる方も多く、相談支援の仕事を行うケアマネは目指すべきセカンドステージでもあったところ、介護職員の給与水準アップのため導入された介護職員処遇改善加算や補助金など様々な施策が打たれ、介護職員の方がケアマネよりも年収が高くなる場合が多くなり、なり手不足が深刻化するようになっています。
介護職員の報酬が上がることは望ましいことですが、介護保険のサービスは、原則としてケアマネがサービスをコーディネートしてはじめて利用が可能になるものであるため、ケアマネの処遇改善もあわせて進める必要があると考えます。
事務作業量についてもデジタルの活用等でさらに軽減していくことも重要です。

東京都でも以下のような事業がありますが、それぞれ課題についても伺いました。
年をとっても安心して暮らせる社会を作っていくべく、社会福祉士としてもこういった分野についてもしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
今日は施設を見学させていただきながら、様々な課題についてもお聞かせいただき大変勉強になりました。
ありがとうございました。

外国人介護人材受け入れを後押しする事業
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kourei/hoken/gaikokujinzai
介護事業所がデジタル機器を活用し介護業務の負担軽減に資するシステムの導入を後押しする事業
https://www.fukushizaidan.jp/206genbakaikaku/digital/

#しのはらりか
#東京都議会議員 #品川区 #無所属
#東京品川からやさしい未来を

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