【イベントレポート】
4月27日(土)、28日(日)の2日間連続イベントとして「瀬谷・栄・鶴見3館合同企画 アートを学んで横浜トリエンナーレに行こう!~トリエンナーレの遊び方♪~」を実施しました。

<プログラム>
4/27(土)14:00-16:00
講義「トリエンナーレの遊び方♪」(講師:ザ・ニュースペーパー 福本ヒデさん) 
会場:リリス会議室AB
4/28(日)13:00-15:00
鑑賞会「横浜トリエンナーレに行こう!」
会場:横浜美術館(第8回横浜トリエンナーレ会場)

 国内のトリエンナーレとしては歴史が深い横浜トリエンナーレについて、「トリエンナーレが初めて」という方にも楽しんでいただけるように企画した2日間連続イベント。両日とも快晴のなか、18名の方に参加いただきました。

【1日目:4/27(土)】
 1日目の会場はリリス。講師に福本ヒデさん(ザ・ニュースペーパー)をお迎えし、トリエンナーレ初日に合わせてリニューアルオープンした横浜美術館や、トリエンナーレの歴史、鑑賞マナー、第8回横浜トリエンナーレのおススメ作品について楽しくお話いただきました。鑑賞マナーのコーナーでは、栄区の公式キャラクターであるタッチ―くんに登場してもらい、少しおっちょこちょいなタッチ―くんの行動を通して鑑賞マナーを紹介しました。参加者には鑑賞シート(1作品につき1枚/1人10枚)を配布し、講義を聴きながら講師の言葉や作品の面白そうな点を熱心にメモしてもらいました。講師の福本さんは、ユーモアを交え、2時間の講義の間じゅう参加者を飽きさせることなく、ホワイトボードも使って分かりやすくお話をしてくださいました。

【2日目:4/28(日)】
 2日目は、第8回横浜トリエンナーレのメイン会場である横浜美術館に集合しました。参加者は、1日目に使った鑑賞シートを持参し、自由鑑賞のなかで「実際に作品を見たときの感想」を鑑賞シートに書いた後、スタッフに提出しました。提出いただいた際、「実際に作品を見てどうでしたか?」と皆さんに伺ったところ、「講義があったから気づけたことがありました」「曖昧な鑑賞ではなく、前回トリエンナーレを観た時よりも、きちんと作品に向き合えました」「親子でも意見が正反対でした!」「スタンプラリーみたいに楽しめました」など、2時間たっぷりトリエンナーレを堪能された様子が伝わってきました。「この後、もう少し観ていきます!」とまだまだ見足りない様子の方もいらっしゃいました。

【後日】
 提出された鑑賞シートは計87枚。鑑賞シートには、「予想より怖かった」「家には置きたくない…」「期待していた通り超気に入った!」「もっとこの作家について調べたいと思った」など率直な感想が集まりました。鑑賞シートの「何が印象に残りましたか?」の項目には、「戦争と平和の対比」「この作品は生命を表していると思った」「小さくて可愛い」「これが作品になるのか?と思った」「唖然とした」「たまたま手にしてみた本がやめられなくなった」(本を自由に手に取って読める作品「緊急図書館」)など、実際に作品を前にしたからこそ感じられる感想がたくさん集まりました。
 鑑賞シートはいったん講師にお渡しし、講師から各参加者に向けていただいたメッセージと併せて、後日、皆さんにお返ししました。
 第8回横浜トリエンナーレを存分に楽しむことができました。講師の福本ヒデさん、どうもありがとうございました。

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5 いいね! ('24/05/23 14:01 時点)