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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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真夏日だったり、大雨振ったり、相変わらず天気

は不安定ですね。

体調崩して、帯状疱疹を発症した方が周りに多い

です。くれぐれもご自愛ください

 

 

不定期に書いてます、「最近耳にしたこと」。

今号は、5月編です。

 

1、 世代観?

 

氷河期世代がもう40代。この世代はは下に厳しい。

労働環境が一気に緩くなったのが30代後半世代。

リーマンショック後のタフな環境を知らないのが、

30代前半~20代後半世代、

20代前半はデジタルベース。成長実感渇望の世代。

 

なんとなくわかる気がします。

 

 

2、データ資本主義

 

あのIBMが分社してクラウド事業と従来のビジネスの

ハイブリッドクラウドを作る、とのこと。

(『勝ち残る「変身経営」』  

NIKKEI BUSINESS  2022.03.28)

企業規模に関係なく、データを自社の属する分野で

独占できれば、ビジネスがとても有利になる、と。

「企業規模より対象領域への集中」

「自社の事業領域で寡占状態を作り独自の

ネットワークを作る」

(同上)

なるほどねぇ。。

 

 

3、入口よりも出口が

 

日立製作所凸版印刷は職種別やテーマ別

のインターンシップ(就業体験)募集を広げる。

インターンを採用選考に活用できるようにする

政府方針を受けたもので、専門人材を早期に

見極めようとする企業の意欲が高まっている。

採用の実質通年化が進むなか、新卒採用でも

業務の内容を明確にして専門人材の獲得を

目指す企業が増えてきた。」

(2022年5月29日『日経朝刊』)

 

大学3年の6月で

「私はこれができると思います。なぜなら大学で

こういう学びをしたからです。」

と言えないと、キビシイ時代の到来。

 

IT・エンジニア領域・テクノロジー系・医薬系は

出口がわかりやすいが、そうでない学生にはキツイ。

 

個人的にはカナダの大学を見習うべきでは?と。

大学の学びが最初から「社会といかにつなげるか、

社会で役に立てるか」というコンセプトがハッキリして

いて、1年生から実社会と授業の接点を持っている。

 

大学は入口よりも出口が難しい時代?

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp