まちの仕事人インタビュー
囲碁を通じて、心踊る時間を提供したい
囲碁インストラクター 矢野 紗耶香 (やの さやか) さん インタビュー

出  身：千葉生まれ東京江戸川区育ちの本籍は福岡

出身校 ：神田外語大学

生まれ ：1997年

趣  味 ：ヨガ、日光浴（海外へは12か国。光合成やホットヨガなどで、意図的に何も考えない時間を作っています）

経  歴 ：小学生から囲碁を始め、全日本女流アマチュア囲碁選手権・囲碁ガールズフェスタ関東代表やミスジャパン出場の経歴を持つ。大学では外国語を学び、スウェーデンへ留学。大学卒業後はIT企業で営業職をこなしながら囲碁インストラクターとしても活躍。

囲碁：純粋に楽しい！と心を動かせること



囲碁の奥深さを知っていただきたい

どんなお仕事ですか？

囲碁インストラクター、IT企業の営業、司会業を仕事にしています。現在囲碁は二か所のサロン(ダイヤモンド囲碁サロン / Ranca)でインストラクターをしています。IT企業や司会業もまだまだ駆け出しの身、日々勉強の毎日です！

この仕事を始めたきっかけは何ですか？


小学生の時に、習い事の一環として姉と囲碁教室に通い始めました。相手を攻めていって、石をたくさん取れるのが楽しくてハマりましたね。それからもずっと囲碁を続けていて、ご縁があり教える側に立つようになりました！


お仕事をする上で大切にしていることは何ですか？

純粋に囲碁を楽しんでもらうことを意識しています。お客さんには、心から楽しいと思ってもらいたいので、そのための環境や教え方を意識しています。囲碁は難しいというイメージがあるので、それも取り払いたいですね。教えるときは難しい言葉を使わないように心がけていて、どうしても専門用語を使うことがあってもその後にわかりやすく言い換えています。言葉を理解できないと楽しいと思えないし、楽しいと思えないと続けることも難しいですよね。まずは続けるきっかけを作りたいんです！

どんな客様が多いですか？

30～80代まで様々な年齢層の方がいます。攻め方にその人の性格や生き方が反映されるので、教えていて面白いです。囲碁は難しいイメージかもしれませんが、やってみると意外と簡単です。自分で好きなように攻め方をコントロールできるので、生き方や考え方に直結します。どんな人でも出来るので、ぜひ気負わずに試してほしい。みんな気軽にやってみてほしいです！

今後、お仕事を通じてどんな事をしていきたいですか？

IT、囲碁、司会業の3本柱でやっていきたいです。その柱を太くしていって、それぞれコラボして仕事していけたら幸せですね。たとえば、IT業界の人に囲碁を教えたり、囲碁のイベントで司会をしたり。囲碁にも世界大会があるので、いつか司会ができたらいいなと思っています。せっかくの人生、ひとつの業界じゃもったいない！いろんな人と出会って、みんなを喜ばせられるパワーを持った人になりたい。相手に喜んでもらえることが何よりも嬉しいんです。

インタビュー後記

とあるIT企業が主催する、IT関連経営者の為のセミナーに定期的に出席しており、毎回楽しみにしているテーマですが、今回のテーマは・・・「ITと囲碁」？・・・女性インストラクター？・・・なぜ？と思いながらも目新しさに興味を持っていました。実際に参加したら、静かそうな女性が講師とのこと。矢野さんは、現役のインストラクターであり、これからは司会業もやっていくという、なんとも新しい選択を選んだ方です。インタビューを始めると、優しさや柔らかさは雰囲気も話し方からも伝わってくるのですが、それだけではなく、たまに見える、「負けず嫌い」だったり、「常に動いて何かをやっていたい」という強さがあることが分かりました。この先、なかなかのパワーのある人になっていくと思いましたよ！皆様も一度、矢野さんに囲碁の入り口だけでも良いので教えてもらってみてください。視界が変わるかもしれません！

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