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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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蒸し暑い日が続きます。

私のまわりでも、高熱が出た、のどを

やられた、などなど体調を崩す方が

少なくないです。

どうぞご自愛ください

 

1、 経営者は一流のコピーライター

 

「名経営者は一流のコピーライター

である。」

とはオリックスの創業期に名誉会長

を務められた故・乾  恒雄氏の経営

哲学だそうです。

オリックスの「隣地拡大戦略」は

有名ですが、きちっとキャッチの意図

があった、とのこと。

 

2、経営者は言語能力が高くないとダメ

 

私見ですが、数々の経営者に

接して来て優秀な経営者は

「言語能力が高い」

という共通点がありますね。

具体的には

・たとえが抜群にうまい

・説明が超わかりやすい

・話を聴いていると魅力にやられて

しまうというところでしょうか。

 

3、名経営者のことば力に学ぶ

 

辻・本郷グループの本郷孔洋

(よしひろ)会長は中でも傑出した

「ことば力」をお持ちの経営者です。

一代で辻・本郷グループを築いた方は

やはりぜんぜんレベルが違います。

(当たり前ですよね)

 

先日、本郷先生の最新作(オススメです)

ほんごうが経営について考えたこと 2023」

~インフレ対応型経営とは覚悟の経営である~

https://amzn.asia/d/aVi7AIs

の出版記念セミナーでお話しお聴き

しましたが、その珠玉のことばをご紹介します。

 

「経営とは1人でやらないことだ」

「眠らないウサギになれ」

「最後の氷売りは必ず儲かる」

「税制のトレンドは経済のトレンドである」

「バブル期に日本は既に成熟していた」

「M&Aはマクロ経済ではプラスに

ならない」

「日本は生活が格段にしやすいから

デフレが続く」

「4つのて

  低賃金・低成長・低物価・低金利」

「デフレ時代のキーワードはコスト。

インフレ時代のキーワードはプライス」

「単なる総合化は死のロードである」

「最先端は儲からない」

「ビジネスも二刀流の時代」

「遅れた業界で一歩先を行けば勝てる」

 

この日の夜はなかなか寝付けません

でしたね。やられてしまいました。

 

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp