明治大学付属中野高校卒業。

法政大学法学部卒業。

学生時代は野球に打ち込む。

お仕事を始めるきっかけを教えてください。

私の父も兄弟も医師なんです。家系としては私も医師を目指すよう勉強しなさいとよく言われていました。ただ、私は本当に血が苦手でございまして(笑)高校まで野球に打ち込んでいたことからも、医師を目指すことが難しいと判断しました。人を救いたいという想いは強かったものですから、法学部進学を決意し、その流れで将来弁護士になろうと決めました。

専門にされているお仕事の内容を教えてください。

今中心で取り組んでいるのは交通事故の被害にあわれた方が、保険会社に対してしっかりと賠償請求できるように交渉していくという業務になります。保険は大別すると自賠責保険と、任意保険の2つが基本になります。このうち任意保険は民間の営利企業が取り扱うものです。保険会社も闇雲に保険金を払うわけにはいきませんので厳しく精査をされます。特に人身事故等は医師の診断書を基に保険会社に請求をするわけですが、給付を受けやすい記載内容でないと被害者の方が受け取れる本来の総額よりも低くなってしまうケースがあります。請求を行う際には整形外科の知識と法律の知識の両方が必要になりますので、そうしたところでお役立ちできるように努めています。


■なぜ整形外科の知識が必要なのでしょうか?


お医者さんは患者さんを治すことが目的です。お金を請求できるような診断書を書くことはお医者さんの本質的なお仕事ではないんですね。そこで我々が、このように記載をしていただくと患者さんが保険会社に適切に請求できるようになりますと打ち合わせをする必要があります。知識がないとその打ち合わせすらできないということですね。

クライアント様との印象に残るエピソードはありますか?守秘義務に抵触しない範囲で教えてください。

毎回印象に残っているのはお医者さんとの打ち合わせでしょうか。私も医者の家系ですからよく存じ上げていますが、何せ皆様大変お忙しくされているわけです。それこそビジネスマンのように丁寧に電話やメールの対応をする余裕はありません。ともすれば冷たい印象を受けることもあります。私も恐る恐るクリニックや病院にお伺いすることもあるわけですが、そうした時には思っていた以上に心地良い対応をしていただくケースが多いです。ほっとしますよね(笑)


一方で、お医者さんが味方をしていただけない場合などは非常につらいですね。事故の症状でいうと打撲とねん挫と骨折が多いのですが、骨折の場合ですと陳旧性(古い)骨折と診断されることもあります。ご高齢の方などにはよくあるのですが、この診断をされてしまうと請求が通らないケースもあるので、被害者の方のご要望をかなえられなくなってしまいます。なかなか悩ましいところですね。

今後の展望を教えてください。

冒頭でお伝えしたように、現在は人助けをしたいという想いから弁護士になりましたし、医師の家系であることから事故の被害者に寄り添った仕事をしています。今後はより幅広い医療の知識を身につけていくことで、もっと多くの方のお役に立てるようにしていきたいと思います。労災の方にも関わっていければと思います。

鈴木さん個人のことについて教えてください。

趣味は野球とトレーニングです。仕事以外はほぼそれしかしてないですね(笑)あとは家には猫が6匹いるのでお世話しています。

個人の夢を教えてください。

大谷翔平選手と対戦してみたいです(笑)いや、イチローさんとの対談の方がいいかな?(笑)

最後に読者にメッセージをお願いします。

交通事故で保険会社からきた示談書には絶対にサインをせず弁護士にご相談ください。これだけはお伝えしておきたいです。


インタビュー後記

鈴木さんはインタビュー中もトレーニングをしていました。どれだけ好きなんだ(笑)交通事故の請求のお話を伺いましたが、中には80万円の給付が最終的に2000万円になったような事例もあるようです。これは弁護士が架空請求をしたわけではなく、本来その額を受け取ることが出来たはずなのに。とのこと。これはレアケースということではありますが、まずは身近な弁護士さんに相談されてみることをお勧めします。横浜の皆様、是非鈴木弁護士にご相談ください。

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*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。